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新宿クリスマスツリー爆弾事件の「鎌田俊彦」とは

サムネイル出典:

新宿クリスマスツリー爆弾事件の「鎌田俊彦」とは

Author:
sicsic
Posted date:
新宿クリスマスツリー爆弾事件の「鎌田俊彦」とは

新宿クリスマスツリー爆弾事件

新宿クリスマスツリー爆弾事件(しんじゅくクリスマスツリーばくだんじけん)とは、1971年12月24日に発生したテロ事件。

新宿クリスマスツリー爆弾事件

			
今から40年前の12月24日『新宿クリスマスツリー爆弾事件』が発生した。

東京都新宿区新宿三丁目の警視庁四谷警察署追分派出所付近にあった買い物袋に入れられた高さ50cmほどのクリスマスツリーに偽装された時限爆弾が爆発。警察官2人と通行人7人が重軽傷を負った。

1969年から突発的に発生していた爆破テロ事件(土田邸ピース缶爆弾事件など)がはじめて一般市民に向けられたため、クリスマスムードは一転。新宿は恐怖に包まれた。
このクリスマスツリー爆弾は派出所の前に置かれたもので、勤務していた警察官は重傷を負った。

当時、現場近くで占いの露店を開いていた『新宿の母』こと栗原すみ子さんは事情聴取をされたという。
被害に遭った警察官と顔なじみであった栗原さんは事件の詳細を聞いて絶句したと語っている。

出典:穂積昭雪の昭和文化拾い食い 1971/12/24/ 新宿クリスマスツ...

	

ターゲットにされた交番

			

ターゲットにされた交番

			

目撃者探しのポスター

			

占い師、栗原すみ子さんの体験

イラク戦争などの報道で「爆発」などの言葉を聞くと、思い出すことがあります。

昭和46年のクリスマスイブ、仕事をしていた私の耳に「ドカーン」という音が聞こえ、まもなく辺り一帯が騒然とし始めました。周りにいた人々は口々に、「何があった?」「爆発だ!」「どっちだ」と叫び、私に「ちょっとお姉さん、もう帰ったほうがいいですよ」と言う人もいました。「何が起こったんですか?」と聞いても、その瞬間は、だれもわからず右往左往。

それが「クリスマスツリー爆弾事件」でした。私の仕事をしているところの目と鼻の先、百メートルほどしか離れていない交差点の派出所に置かれたものが爆発したのです。爆弾は、クリスマスツリーの形をしていました。派出所の警察官と付近のお店の人、通行人の12人が重軽傷を負う被害となりました。

重傷を負った警察官の方とは、たくさんお話したことはありませんが、近くで仕事をしているものですから、お互いに顔は知っていました。あるとき、「私は定年間近。退職したら、あんたの列の交通整理でもするかな?」と笑いかけてくれたことがあります。「あの方が被害に……!」と私は絶句。

さらに、その後、事件の容疑者が取り調べの中で、「事件現場に行くまでの間、女の占い師がいた」というようなことを言ったらしく、私も調書を取られて大変だったのです。警察では、すべて調べないといけないですよね。だから、「本当にあなたはそこにいましたか?」などと細かく聞かれました。

この事件がきっかけで、私は万が一のときには、どう行動したらいいかを考えさせられました。事件でなく、災害ならどうするかも考えないといけません。実際に、仕事中に地震を感じることがたびたびあります。消防車や救急車のサイレンが通り過ぎることもあります。並んでいるお客さんを誘導する責任を、ひしと感じます。

何かが起こって、お客さんが怖がって叫び始めたとき、私は「落ち着いて!」と大声を出し、先導しなければなりません。「ここに誘導して、そのあとは……」とシミュレーションを繰り返しています。

出典:

	

明治通りと新宿通りがクロス

			

裁判

目撃証言から逮捕された少年の自供と家宅捜索によって黒ヘルグループのリーダー・鎌田俊彦を中心とするグループによる犯行と判明。
裁判では、鎌田に無期懲役、その他の共犯者に懲役10年から懲役20年の判決が言い渡された。

出典:新宿クリスマスツリー爆弾事件 - Wikipedia

	

鎌田俊彦の証言

クリスマスイブの夜に交番周辺に群集を集め、呼び寄せた爆弾処理筒車の中で爆弾を破裂させるという、陽気で、かつ劇的な作戦実行の場所として、新宿・追分交番に白羽の矢が立ったのです。クリスマスツリーに偽装したのは、検問や私服の職質を避けようと、まぁ、イブだけに、怪しまれないだろうと言った程度の理由。その代わり、紙袋をちょっとでも覗くと、そこにはツリーに点した灯に似せて、赤や黄や緑といった、色鮮やかなリード線が目に飛び込んでくる仕組み。あとは人ごみにまぎれて仕掛けるだけ。それだってボクらは、人民という大海に潜んでいる限りは大丈夫、といった思い込みがありましたからね。 

 だけど、ボクらの目論見は外れてしまいます。燦燦たる結果を前にしてしか、あのような蓋然性もあり得たことに気づかなかった迂闊(うかつ)さは、すべてボクの責任でありましょう。次の日ボクは、失敗に落胆している彼や彼女たちに言います。警官一人をやったからいいじゃないかと。はっきり何度でも言ったわけ。(後略)

(黒ヘル無期懲役囚人・鎌田俊彦「28年目の手紙」)

出典:アメーバブログ(アメブロ)|Amebaで無料ブログを始めよう

	

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sic