SF映画に出てくる建物みたい!実はオランダの集合住宅です。
どう見てもSFっぽい建物
オランダ政府が1968年に手ごろな価格で住宅を建築しようと、コンペを実施、建築家ドリス・クレイカンプ氏の設計で建設されたと言う、遊び半分で建設されたものではないんです。ちなみにこの住宅は単身者や夫婦二人世帯向けに作られ、名称はハウスボールと言う意味の「Bolwoningen」です。
外観はユニークで面白いけれど、住みづらいのではと思いますが、これが結構住みやすく快適なんです。球体の中は寝室も浴室もあり、リビングとキッチンは2階。そしてこの建物は水上のプラットホームに建てる事もでき、分解して持ち運びもできるんです。持ち運べると言っても携帯の家と言うほど小さくはなりませんが、でも移動ができるなんて、ひとつは持っていたい家ですね。
住み心地はいいのですが、そのユニークな外観に不満を持つ住民もいて、現在ではクリエイティブな人達が好んで住んでいるようです。窓から洗濯物などが見えると、やっぱり普通に生活しているんだ!と言う感じです。
明るい陽射しの時は、家が日向ぼっこをしているようで、和やかな気持ちにさせてくれます。中で生活している人は特別な事をしていなくても、非日常の雰囲気があっていいですね。
オランダの南にある「スヘルトーヘンボス」のマースポールト地区に50個建っています。そんな50個の丸い家を良く見ると「トイ・ストーリー」のキャラクター、緑色のエイリアン「リトル・グリーンメン」にも似ている感じがしますがいかがですか?
内部はこんな感じになっています。
動画でもご覧ください
まとめ
いかがでしたか?面白くてユニークな家ですね。球体ってどんなものでも和やかな雰囲気をかもし出してくれる感じがします。オランダに行く事がありましたら一度見学してみてください。面白い旅行になると思います。