意味がわかると怖い話まとめ 【解説あり】⑧

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ペンギン

			
男がバーに入り、ポケットから小さなラケットを2本と小さなボールを

1つ、そしてこびとを2人取り出してカウンターに置いた。

こびと達はそれぞれラケットを持つと、テニスを始めた。

他の客がそれに気づいた。

「おい、なんだいそりゃ」


「30センチのテニスさ。ほら、ここに魔法のランプがある。これをこすって願いを言えば叶うんだ。で俺はこれを手に入れたのさ」


「俺もやってみていいか?」

「どうぞお好きに」


しばらくすると、バーは100万羽ものペンギンでいっぱいになってしまった。


「なぜペンギンなんだ?俺が頼んだのは100万円の現金だぜ!」


「あんた、俺が本当に30センチのテニスなんて欲しがると思うか?」

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解説

100万の現金がペンギンになった。

言葉が上手く通じないため、30センチのペニスを欲しがっても、30センチのテニスになってしまった。

小学生を轢いた

			
俺が夜中に車に乗ってたら、前に小学生くらいの男の子がいた。

「こんな時間に、危ないなー」と思っていたら、なんだか様子がおかしい。

ふらふらとしている。

と、急に男の子は車道に転がった。

キキキキーーーーードン!!

ぶつかった・・・

どうしよう・・・

下りたほうがいいのか・・・


係わりあいになりなくなかった俺は、バックしてさっさとその場を離れた。


その後、そこを通る機会があった。


あれが幽霊だったらまだ良いのに・・・

そう思って現場あたりを見ると

「○月○日○時ごろここで轢き逃げがありました。」

「目撃された方下記の電話番号に情報提供おねがいします。」


俺は家に帰り悩んだ。

警察に行くべきか・・・

だがきっと、相当な時間を奪われてしまう・・・

いやだ。俺は関係ない・・・


そうこう思っていると、ニュース速報が。

「△市×町で発生した轢き逃げの容疑者が逮捕されました。」


ああ、そうか・・・良かった。

俺はほっと胸をなでおろした。

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解説

男の子は、二回轢かれた。

一回は捕まった容疑者、二回目は「俺」。

「俺」の、捕まらなければ何をしても良い的な発想が怖い。

カップ麺の危険性

			
【カップラーメンは人体に対してこんなにも危険!!!!!!!!!!!!!!!!】


1)ラットによる実験では、ラットをラーメン内に入れると87%の確率で溺死する。

2)カップラーメンを食べた人が将来100年以内に死亡する確率はほぼ100%。

3)凶悪犯がカップラーメンを購入する確率は、同じ犯罪者がアフガニスタン国債を購入する確率よりはるかに高い。

4)カップラーメンを気管に入れると咳嗽反射が起こり、最悪の場合窒息により死に至る。

5)カップラーメンを食べながら自動車を運転した場合、重大な人身事故が発生するおそれがある。

6)健康な成年男子にカップラーメン1個のみを与えて長期間監禁した実験では、被験者の99%が50日以内に死亡した。

7)電化製品をカップラーメン内に入れると、破損するおそれがある。

8)25年間保存されたカップラーメンは有毒である。

9)カップラーメンを作る際に火傷をした人の85%は、カップラーメンがなければ火傷はしなかったと述べている。

10)米国では倒壊したカップラーメンの入ったコンテナの下敷きになって人が死亡した事例が報告されている。

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解説

当然だ(笑)

古いカメラ

			
「やるよ」

そう言って親父が俺に渡したのは、古いカメラ

「これにはな、人の死に顔が写るんだよ」

「は?全然面白くねーよ」

親父は黙ったままだった

数ヵ月後、親父は死んだ

急性の心臓発作だった


それから数ヶ月経ち、カメラの話を怖いもの好きの彼女が話してみた

「そのカメラのはなし、本当なの?」

「撮ってみるか?」

「そうしよっか」

おい待て、冗談で言ったんだぞ

だが、後には引けない…


カシャ

「なんだよ、コレ」

俺の顔はいつもと変わらなかったが、彼女の顔が血塗れだった

「なんかイタズラしたんでしょ!?」

もちろんしていない

それに、写真を撮ろうと言ったのはそっちじゃないか

取り乱したまま、彼女は帰ってしまった

…俺が逆の立場だったら、そう思うと責める気にはなれない


数日後、彼女が交通事故で死んだ

聞いた話だが、顔は血塗れだったそうだ

「苦しかっただろうな」


写真を見せて以来、ずっと怯えていたらしい

あの写真を撮らなければもっと楽しく数日生きられたんじゃないか、と考えてしまう

俺は彼女の分も強く生きようと思った

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解説

「俺」はもうすぐ、そのままの姿で死ぬ。

女子高生の会話

			
めったに乗らない電車で女子高生の一群と遭遇


女学生「めっちゃ怖い話し聞いた」

その他「何?」

女学生「一人暮らしのうちのおばあちゃんに電話がかかてってきて

    出てみたら『お母さん?俺やけど・・・・』って言って

    おばあちゃんが『ヨシカズか?』って聞いたら『うん』って・・・ 

    ・・・・でもな・・・・ヨシカズおじさんって去年、交通事故で死んでるねん」

その他「えぇ~!!怖いーーー!!!それで?」

女学生「『・・・俺、事故起こして・・・・』って言うから、おばあちゃん泣いてしもて

     『もう、事故の事は気にせんでいいから、成仏して・・・・』言ったんやて」

その他「うっわー、怖い~」

     「せつないーーー」

     「ほんまにあるんやなぁー、そんな話」

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解説

オレオレ詐欺(振り込め詐欺)だった。

スイカ

			
ある農家では、畑に忍び込んでスイカを食べてしまう奴がいるのに手を焼いていた。

いい対策はないかと知恵を絞った末、最高のアイデアを思いつき、看板を作って畑に貼り出した。

翌日スイカ泥棒が畑に来てみると、看板は次のように書いてあった。

「!!警告!! この畑に、青酸カリ入りのスイカ 1 個あり」


その翌日、農夫が畑に出てスイカを確認すると、はたして1つも盗られていなかった。

ただし、看板には次の文句が書き加えられていた。

「今 は 2 個」

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解説

毒入りの可能性が出てきてしまったため、すべてのスイカを処分しなければならなくなってしまった。

家族の血液型

			
俺ん家は名前に問題はないんだが、血液型が


父A 母A 俺AB 弟O 妹A


と、バラバラでワロタw弟だけA入ってねぇw誰だオマエwww

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解説

両親Aだと、Oは生まれることはあるが、ABは生まれない。

恋人

			
小学校時代からの腐れ縁の友人から「恋人ができた」とメールがあった

そのときは「おめ」って返事を返しておいた

そのしばらく後にその友人と久しぶりに会ったときに、たまたま新聞屋から貰った映画の券が2枚あったのを思い出した

それでそいつに「貰い物で悪いけど、映画のタダ券あるから彼女と見に行ったら?」って言ったところ、そいつはこう言うんだ

「彼女なんていないよ」と

その一件以来、俺はそいつを避けるようにしている

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解説

恋人は男らしい。

			
私は数年前に事故で障害を持った

知り合いも見舞いに来て励ましてくれたが一ヶ月間ぐらい酷く落ち込んだ

そんな私を救ったのは歌だった、歌は私の唯一の得意なものであり生き甲斐だった

それから毎日歌った、朝も昼も夜も、毎日毎日、だって私の得意分野だもの!

色んな人に歌って聴かせた、友達は泣いたお母さんも泣いた、「元気そうで良かった…」だって!少し照れる

その後単身赴任していたお父さんにも聞かせてあげた、するとお父さんの顔が歪んだ

そしてお父さんは走って部屋を出て行った、ドアは勢いよく閉めた、と思う

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解説

とてつもない音痴だった。

深い森

			
変態が8歳の女の子を森深くに連れて行きました。


女の子は

「こわいよーこわいよー」といいながら泣き出しました。


変態は


「こわい?俺は一人で帰るんだから、もっと怖いよ。」

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解説

変態は、女の子を殺してしまうつもりらしい。

砂嵐

			
深夜、テレビの放送が終わると砂嵐と呼ばれるザーッという放送になる。

これは実話なんだが、あるとき地方テレビ局の中の人が夜勤のとき、砂嵐の時間帯に、暇だからということで見て楽しもうと思ったアダルトビデオを、うっかり公共の電波に流してしまったことがあった。


もちろんすぐに数十件の抗議電話が殺到した。

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解説

深夜に砂嵐を見ていた人が、数十人以上もいたことになる。

醤油入れにゴキブリ

			
昨日の話。豆腐に醤油をかけてたら

なんか醤油入れの中に髪の毛みたいなのが見えた。

母さんか?きたねーなーと思ってフタ開けて取ろうとしたら

なんとでっかいゴキブリが中で浸って死んでた!!

髪の毛に見えたのは触覚だったわ……

あぁー今までゴキブリエキスたっぷりの醤油を使ってたと思うと

なんともいえない吐き気がするよ

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解説

醤油入れに、偶然ゴキブリが入ることはない。誰かが故意に入れた。

イタズラ

			
最近オレの部屋のチャイムを悪戯で鳴らす奴がいるのよ。

ほら、今日も来た。

でもなんか怖いから注意にいけないんだよなー。

…しかし今日はやけに押すな。8…9…。あ、終わった。

しかし何で毎回押す回数違うんだろ。

確か昨日が5回で、一昨日は1回で終わったんだよな。

うーん、そんでその前が4回で…さらに前が1回か2回…だったっけ、あんま覚えてないけど。

でその前は完全に忘れちゃったけどその日から始まったんだよ、この悪戯。何回だっけか。まあいいや。

明日も来るのかなあ。

まったく、いつまで続くんだろ。

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解説

チャイムの回数は、π(円周率)。

体温計

			
中学の頃、サボりによく保健室に行ってた。もちろん仮病。


その日も仮病を使って保健室へ行くと、保険医が体温計の手入れをしていた。

保険医はまたお前かとウンザリした目を向けてきたが、一応体温測れと言った。

渡された体温計を腋下にはさむと、プツンとした感触。

腋下から玉状の血が吹き出し、見ると体温計の先端が割れていた。

保険医は「アラアラ」と薄ら笑いを浮かべながら、体温計を消毒綿で拭く。

もちろん、今みたいに電子体温計じゃなかった。


別に死に至ることはないと思うけど

なんか怖くなって、以来保健室に行くことはなくなった。

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解説

体温計の水銀が体内に入ってしまった。

手鏡

			
別に怖い話ではないんだがな、うちの地方では深夜の2時22分22秒に鏡を見ると

自分の死に顔が見れるという話があるんだ

俺は試してみた

恐る恐る小さな手鏡で見たわけよ

でも何も映ってない

おや、と思って目を鏡に近づけたが映ってるのは後ろの壁だけ

やっぱり噂なんてでたらめだらけ

びびって損したぜ

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解説

自分が映ってない。

海と車

			
もう20年ぐらい前の話。

15人ぐらいで4台の車に乗って海に行った。

さんざ海ではしゃいだ俺たちは、帰りはもうクタクタだった。

帰り俺はA B Cの三人と車に乗った。

Aが運転、Bが助手席、Cと俺は後部座席に座っていた。

疲れていた俺とCは途中で寝てしまったようだ。

休憩するためにドライブインに入ったところで起こされた。

すると、Aがやたらと怒っている。

人に運転させといて寝ちまったんだから、怒られて当然だ。

俺とCは素直に謝った。

しかし、Aが怒っているのはそんな理由ではなかった。

Aは、霊感の無い奴は気楽だと言う。

詳しく話を聞くと、長いトンネルに入った時、急にトンネルの照明が点いたり消えたりしたのだそうだ。

Aが「どうなってんだ」と思って隣を見るとBが寝ていた。

Cと俺も寝ている。

霊感の弱い人間は、心霊現象が起きても気づかないと云う。

「これは、霊感の強い自分だけに見えた現象なのか」

Aはそう思って他の車の連中にも聞いてみたが、やはりその現象を見たのはAだけだった。

俺は、急に怖くなって運転を代わった。

そこからは、4人でくだらない話をしたり、ラジオに合わせて歌ったりしながら、にぎやかに帰った。

だって、寝てる間に死んだら嫌だもんな。

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解説

Aは、本人も自覚がないまま、眠りの世界に入ってしまっていて、照明が点いたり消えたり(瞼が閉じたり開いたりしたため)感じた。

タイムカプセル

			
俺は東京、恵美子は地元の大学へ進む事になった。


付き合った2年間で、一番思い出深いものをカプセルに入れ、校舎裏にある一番大きな松の木の下に埋めた。


俺たちが今後結婚することになった時だけ一緒に掘り起こそうと二人できめた。何をカプセルに入れたのかは


お互い秘密。もしも結婚しなかった場合は、ずっとそのままにしておく事も誓い合った。


 進学して1年後、恵美子は交通事故で亡くなったと地元の友達から連絡が入った。


あれから10年。大学時代に出来た恋人と結婚することになった。俺は、婚約者に過去の思い出を全て


隠さずに話した。彼女は


「私たち、亡くなった恵美子さんの分まで幸せになろうね」


と言ってくれた。昔埋めた思い出のカプセルを彼女が恵美子の替わりとして一緒に掘り起こしたいと言った。


俺は恵美子子と結婚しなかったらそのままにすると言う約束を彼女に伝えた。


「だから恵美子さんの思いも私が引き継ぐつりなの」


そう言って聞く耳を持たない。恐らく、恵美子に対する嫉妬の思いも少しはあるのだろう。


 そして結婚式の直前の休日にカプセルを掘り起こした。


俺は恵美子が編んでくれたマフラーを取り出し、彼女に見せた。


彼女は少し不機嫌そうな顔だったが、すぐに恵美子が埋めたカプセルを開けた。


カプセルには、握りこぶしほどの黒い塊が入っていた。良く見ると小さな手足、産毛の生えた頭があった。

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解説

恵美子は、流産した子供をカプセルに入れていた。

隣の部屋

			
ある日、午前の部活を終えた俺はくたくたになりながら家路を急いだ。

家に着き昼食を終えた後、居間でゴロゴロしながらテレビを見ていると、部活の疲れからかそのまま眠りについてしまった。


起きた時にはすでに時刻は夕方。

家にいるのは、別室にいる母親だけか?

だいぶ汗を掻いたようだ、体のベタベタ感が気持ち悪い。


シャワーを浴び汚れを落とし、着替えを取りに2階の自分の部屋へ向かう。

すると、隣の姉の部屋から笑い声が聞こえてくる。


どうやら姉も家にいたらしい。

どうせまた、友達と電話でくだらない話でバカ笑いしてるのだろう、いつものことだ。

俺は姉に貸している本を返してもらおうと姉の部屋の前に行きドアノブに手をかけた。


その時だった、下から母親の声が聞こえてきた。


「○○ー(俺の名前)!お姉ちゃん今バイト終わって帰ってるんだけどなんか買い物で頼むものある?」


そういえば今日は姉のバイトの日だったな。


・・・・・。


俺は急いで階段を下り母親のいる部屋へ逃げ込んでいった。

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解説

姉ではない誰かが、隣の部屋にいる。

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Sharetube