ソニー、1つのテープで180TBの超大容量 磁気テープを開発

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ソニーは、世界一容量が大きい磁気テープを開発したと発表をしました(Sony Japan

ニュースリリース

1曲4分の音楽なら3千万曲入って(すごい、こんなに入れない。)1平方インチ(約6・5平方センチ)あたり18・5GBを記録でき、これまで最も容量が大きい磁気テープの74倍の容量が入る磁気テープであります。


そもそも磁気テープってなに?



磁気テープ(じきテープ)とは、粉末状の磁性体をテープ状のフィルムに、バインダー(接着剤)で塗布または蒸着した記録媒体で、磁化の変化により情報を記録・再生する磁気記録メディアの一分類である。

出典:磁気テープ - Wikipedia


wikiの説明が難し過ぎてよくわからなかったのですが、みんな知っているやつで言うと「カセットテープ」や「ビデオテープ」あたりが磁気テープを使っているらしいです。



実はめちゃくちゃすごい話で、1つのテープで180TB(テラバイト)が入るという常識を飛び越えすぎている磁気テープなのです



180TB(テラバイト)がどれだけすごいかを検証すると、米アップルの携帯音楽プレーヤー「iPodクラシック」1184台分の容量に匹敵し、楽曲4730万曲を保存できる計算です。


すごい、すごいです。通常の人ならば音楽を入れていても3000曲くらいなわけじゃないですか。それを遥かに飛び抜けている数字となっています。


テレビ番組を高画質で録画していったとしても余裕な感じ。



ですが、テープを使った情報の記録と再生は、デジタルの記憶媒体に比べてと、はるかに時間がかかるため、音楽や動画の保存といった用途には向きそうにない、とのこと。むむむ・・・じゃあ何に使うんだろう。難しい所ですね。



でも、今どき磁気テープを使っている人なんていないのでは?


と、筆者は思ってしまったんですが、ここにきて磁気テープが再評価されて流れが来ているらしんです!ハードディスクと異なり、電気代もかかりませんし、なによりランニングコストが安いという理由で特に海外で人気を博しています。


ネットワークとつなげずに保存できるためセキュリティー面で安心といった利点があるために磁気テープに保存する個人はもちろん企業でも活用されているらしいです。


上記で磁気テープはハードディスクなどと比べてデータ検索に時間がかかるという課題もあると説明したのですが、現在では、瞬時にデータの内容を検索できるソフトウエアが開発されるなど、利便性も向上。


現時点では「95%は欧米中心に海外需要」(日立マクセル経営戦略本部)というように、大容量のデータ用磁気テープの需要は海外が先行しています。しかし、テープの塗布を含めた製造は富士フイルムを筆頭に、ソニー、日立マクセルの3社でほぼ100%と日本メーカーの独壇場で、その高い技術が評価を得ている結果になっています。


なお、実際に市場に出るのは現時点では未定との事です。


出典:Sony Japan

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Sharetube