【論文発表】睡眠不足がなぜ風邪になりやすいかの研究

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「睡眠不足と風邪の関係性」についての論文からの紹介です。

※ JAMA Internal Medicine


睡眠時間が5時間未満の人は・・・

睡眠時間が5時間以上の人に比べて「28%」も風邪を引きやすいと調査結果からわかりました。


また、風邪以外の感染症(インフルエンザなど)には、睡眠時間が7〜8時間未満の人は、80%もかかりやすいことが分かったそうです。


更に、睡眠障害や睡眠に対する悩みを持っている人は、持っていない人に比べて30%も風邪を引きやすく、感染症全般で比べると約2倍もかかりやすいことが分かった、と報告しています。


睡眠不足で風邪を引きやすくなる原因は?


論文での調査報告によると、睡眠不足で風邪を引きやすくなる原因として考えられるのは、「感染症と戦う白血球が機能しなくなるため」とされています。


睡眠不足による体への影響はこれ以外にもたくさん言われていますが、体の不調をきたし、仕事はもちろん、人間関係にも悪影響を及ぼすような結果が出ています。


「毎日決まった時間に起きる」「寝室を涼しく、静かで暗い環境に整える」などから、健康意識を高めていってはどうでしょうか。


睡眠時間を確保して、みなさんも質のいい睡眠をとって心身ともに健康な生活を手に入れましょう

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