【危険】座りっぱなしの生活を続けると記憶力が低下する可能性アリ!!その習慣を改善する5つの方法
デスクワークが中心の仕事で、1日の大半を椅子に座って過ごすという人は多くなった現在。もちろん、筆者も例外なく1日の大半を椅子に座って過ごしています。
やはりこういった、あまり体を動かさない生活を続けるとやはり健康に悪影響を及ぼすみたいですね。座りっぱなしの生活は寿命を縮めるだけでなく、記憶力の低下にもつながることが新たな調査により明らかに!驚きです。。
運動不足は記憶力にも悪影響
米ミシガン州立大学の研究チームが75人の大学生を対象に2日間に渡りおこなった実験では、「キャンプ」と「小道」といった関係のある2つの単語のペアを被験者に記憶してもらい、翌日にそれらの単語をどれだけ覚えているか、被験者の長期記憶力を測定。
その結果、日頃から運動不足でだらしのない体型をしている学生は、そうでない学生に比べて記憶力が悪いことが明らかに。被験者の人種や年齢、IQ、有酸素能力などの要因を調節しても、結果は変わらなかったという。
出典:【危険】座りっぱなしの生活を続けると記憶力が低下する可能性アリとの調査結果
今回はデスクワークが多いみなさんへ(もちろん、自分もですが・・)、ちょっとした事で一気に改善出来る5つの方法を教えたいと思います。
1. 1時間半毎に立ち上がり椅子から離れる事
根本的な問題は座り続けている事なのでシンプルに1時間半毎に立ち上がってトイレに行ったりするだけでだいぶ改善出来ます。
静かなオフィスだと確かに立ち上がって何かをするのは限度があり、躊躇するかもしれませんが大事な身体です。ちゃんといたわって立ち上がりましょう。
立ち上がるだけで座っていた時に血液がちゃんといかなかった部分にも行き渡り、血行がよくなります。
2. 軽いエクササイズを行う事
身体運動と脳の関係というのは、特に目新しい話題というわけでもないのですが、これが効果的なんです!!筆者は身をもって体感しています。
エクササイズと言ってもなんでもいいと思います。要は身体を動かす事が重要であって日課にすると記憶力はたちまちグイグイ上がっていく事が実感出来るように。
個人的にはたまにランニングを朝に行い、適当な時間に軽いエクササイズをしています。あと、東京に来てから歩く事が断然に増えたので倦怠感がなくなったように感じますね。
3. 過剰残業をやめる事
何事もそうですが、やりすぎには注意です。確かに仕事や会社に左右されてしまう事ではありますが、出来るだけ残業をしない事を心掛けるだけで心身共に毎日リフレッシュした状態でいれるような気がします。
なお、残業をしない事によって就業時間に置ける生産性もおのずと上がって効率も上がってきます。「残業すればどうにかなる」という発想を捨てる事によって集中力が増すという訳ですね。
残業をすると日々が迫ってくるように時間がなくなってしまい、心身共に追いつめられるような事が多い気がします。余裕のある1日を作る為にもバランスのよい仕事配分を行いましょう。
4. 記憶力をアシストする栄養素を毎日採る事
記憶力・集中力をアシストする栄養素について。認知症の予防は血管の動脈硬化の予防が大事です。血管の流れをよくする話題のDHA、血液を固まりにくくして血流をサラサラにするEPA、その他核酸、山伏茸などボケ予防に良い栄養素を紹介します。
■ イワシ抽出ペプチド(血圧の正常化)
イワシ抽出ペプチドは、新鮮なイワシに含まれるタンパク質から作られた成分です。このイワシ抽出ペプチドは血圧正常化作用がありますので、高血圧も低血圧も正常値にします。
■ DHA(ドコサヘキサエン酸)(物忘れ、受験勉強)
魚の眼窩脂肪から抽出される成分で、人間の場合、脳の内部と網膜に多く存在しています。
脳の発育や機能の維持において重要な働きをします。その為、情報伝達をスムーズにし、記憶力の低下を抑えたり、目にもいいとされています。又、コレステロールの生成を抑える働きがあり、高血圧や動脈硬化などを予防するのにも効果があります。しかし体内で作ることのできない必須脂肪酸であるため、食事か健康食品で摂取するしかありません。DHAは脳の働きを活発にしますので『脳の栄養素』と言われています。
■ DPA(ドコサペンタエン酸)(脳梗塞の予防)
現在、EPAは閉塞動脈硬化、高血圧症の医薬品として使われています。動脈硬化に注目した場合、EPAは血管の内側を覆う細胞が良く伸びるようにする効果があることから、血管内壁に血小板の固まりを作るのを防ぎ、動脈硬化の予防になるとされています。
DPAはEPAの10分の1の量で同等以上の効果があることがわかりました。すなわちDPAはEPAの 10倍も動脈硬化の予防効果があるということです。DPAは海洋哺乳類の脂質に多く含まれている不飽和脂肪酸です。
■ EPA(エイコサペンタエン酸)(長時間同じ姿勢を続けるデスクワークの人におすすめ)
血液を固まりにくくして血流をサラサラにし、さらに血管の劣化を防ぐ作用があります。 血液の流れをスムーズにし血圧を下げる働きがあり、悪玉コレステロールを除き、善玉コレステロールを増やす働きや、中性脂肪を下げたり、胃腸や皮膚などの炎症を予防する効果があります。
肩こりや頭痛、目の疲れなどに効果的で長時間同じ姿勢を続けるデスクワークの人にはおすすめめです。
■ 核酸(DNA・RNA)(老化/若返り/がん予防)
核酸はDNA(デオキシリボ核酸)とRNA(リボ核酸)の総称で、遺伝子を構成している物質です。 人間は60兆の細胞の集合体で成り立っていますが、その細胞の一つ一つの中心に遺伝子DNAがあります。 このDNAが傷つくと老化が促進します。傷ついたDNAを修復する能力の低下が老化を招くとも言い換えることができます。核酸は活性酸素を除去し、遺伝子の傷を修復する物質です。 RNA(リボ核酸)は脳細胞を元気にする働きがあります。
核酸は20歳を過ぎると肝臓での合成能力が低下してきます。そのために新陳代謝機能の低下の影響が最初に現れるのが肌の老化であり、さらに高血圧、コレステロールがたまる原因となる場合が多いのです。
■ 山伏茸(ガン細胞縮小/アルツハイマー)
高山地帯に自生するキノコで活性酸素を除去する力が強い。中国では古くから消化不良や虚弱体質、神経衰弱の漢方薬として用いられています。最近の研究で細胞の縮小やアルツハイマー症に効果がある物質が含まれていることがわかりました。β-D-グルカンが豊富で、さらにヘリセリンとエリナシンという成分が、脳の神経細胞の破壊を防ぎます。
■ ブドウ種子エキス(クリアな頭脳をバックアップ)
ブドウ種子エキスとは、ポリフェノールの一種であるプロアントシアニジンを高濃度に含んでいます。 プロアントシアニジンは、非常に強い抗酸化作用をもっており、酸化の過程で生成するフリーラジカルの消去作用や活性酸素を除去する作用が非常に強いことが見出されています。血管や脳細胞の保護作用についても近年研究され、働きが確認されています。
ビタミンC(免疫力を高める)
血管、骨、筋肉の形成に必要なコラーゲンの生成を促進する他、免疫のしくみを正常に保ち、感染に対する抵抗力を高めます。日焼け予防や鉄の吸収を助ける働きもあります。
ビタミンE(脳の活性化の効果がある)
細胞の酸化や老化を防ぎ過酸化脂質の生成を抑え血管を強化します。脳の活性化の効果があるほか、生殖能力を高めます。
DHA、EPAの不飽和脂肪酸は酸化されやすく、抗酸化作用のあるビタミンEはその酸化を防ぎます。脳を活性化する働きがあります。
5. 当たり前だが睡眠をしっかり確保する事
基本的な睡眠は,7時間半寝るとすると,ノンレム睡眠とレム睡眠が1セットとし1時間半で,起床までにノンレム睡眠-レム睡眠が繰り返されます。ノンレム睡眠は,脳を休める睡眠です。
ここで重要になるのは「レム睡眠とノンレム睡眠は1時間30分で1セット」ということなんですね。深い眠りに入って浅くなって、この感覚が1時間30分の周期で行われています。
つまり1時間30分のサイクルである1時間30分、3時間、4時間30分、6時間、7時間30分この睡眠時間というのは体に心地よい睡眠時間となります。そこで睡眠をしっかり採る為には6時間か7時間30分の睡眠をとる事が良いとされています。
まとめ
以上の5つの方法を心掛ける事によって、長時間のデスクワークが引き起こす記憶力低下を防ぐばかりか、記憶力を向上させる効果がある事が実験によって明らかにされています。
仕事をする上でももちろんですが、何かを学ぶ為にも記憶力は上げておいたほうが良いでしょう。学ぶ効率、仕事の効率を上げていき生産性の向上をはかりましょう。