「ウエストサイド物語」のリメイクをスピルバーグ氏が計画中!その「ウエストサイド物語」について。
スピルバーグ監督、「ウエストサイド物語」のリメイクを計画
(CNN) 米国の著名な映画監督スティーブン・スピルバーグ氏が米ブロードウェーのミュージカルのヒット作「ウエストサイド物語」のリメイク版の製作を計画していることが19日までにわかった。同監督は2014年、米テレビ局との会見でリメイク版を考えていることを明かしていた。気に入っているミュージカルの1つであり、偉大な作品の1つとも評価していた。ハリウッド・リポーターは、スピルバーグ氏は15年前からリメイク版に関する権利獲得を試みており、自らによる映画化は数十年間の夢だったとも報じた。
「ウエストサイド物語」
ブロードウェイ・ミュージカルの70ミリによる映画化。「ロミオとジュリエット」を現代化したラブロマンスを縦系にして現代の青春悲劇をリアルに描いた作品。原作は「旅情」の作者アーサー・ローレンツ。脚色をアーネスト・リーマンが担当した。監督は「拳銃の報酬」のロバート・ワイズと振付も兼ねているジェローム・ロビンスの共同。撮影は「5つの銅貨」のダニエル・L・ファップ。画面構成にタイトルをデザインしたソール・バスが一役加わっている。音楽は「踊る大紐育」「波止場」のレナード・バーンスタイン。出演者はナタリー・ウッド、リチャード・ベイマー、ラス・タンブリンなど。製作はロバート・ワイズ。
出典:ウエスト・サイド物語
アカデミー賞では作品賞をはじめ、ノミネートされた11部門中10部門を受賞し、この中には作品賞、監督賞とともにジョージ・チャキリスとリタ・モレノがそれぞれ助演男優賞と助演女優賞を受賞した。1961年10月18日にユナイテッド・アーティスツ配給で全米で公開され、批評家、観衆からの絶大な支持を得て、その年のアメリカ国内第2位の興行成績となった。
ストーリー
ニューヨークのダウンタウン、ウエスト・サイド。移民の多いこの町では、かねてから対立関係にあるベルナルド率いるプエルトリコ移民のシャーク団と、リフ率いるジェット団の2つのグループが、ことある毎に衝突を繰り返してきた。ある日、ベルナルドの妹マリアは、兄たちシャーク団に初めてのダンス・パーティへ連れて行かれる。そこへジェット団のメンバーも現われ、2つのグループは競うように踊り始めた。そんな中、マリアはジェット団の元リーダー、トニーに出会い、互いに心を奪われる。だが、それは許されない恋の始まりだった…。
日本初公開
日本では1961年12月23日に丸の内ピカデリーなどの松竹洋画系で封切られて、丸の内ピカデリーでは翌1963年5月17日まで511日にわたるロングラン上映となった。これは前年のベン・ハーを凌ぐ記録で、丸の内ピカデリーだけで興行収入4億4,968万円を上げ、全ての上映館の最終的な配給収入は13億円の大ヒットとなった。
『ウエストサイド物語』映画版でリフ役を演じていたラス・タンブリンさんですが、日本の映画にも出演されてるんです!私の大好きな『フランケンシュタインの怪物 サンダ対ガイラ』という作品で 主要キャストの研究者役を演じておられます✨pic.twitter.com/r4pEtY87Dd
ガルパン劇場版、劇場公開して6ヶ月を過ぎたけど、日本国内でのロングラン過去最長記録が『ウエストサイド物語』(1961年・丸の内ピカデリー)で【511日(1年4ヶ月)】だとか…
あと8ヶ月頑張ろう(笑pic.twitter.com/5Ze3AXGmwx