あらゆる病気の入り口と言われている「低体温」・・・怖いよ!
「低体温は良くない」ということを耳にしたことがあると思うのですが、体にどのような害を及ぼすのかを知る人はあまり多くありません。
低体温によって引き起こされる病気と改善方法を一緒に勉強しましょう
あらゆる病気の入り口と言われている「低体温」 「低体温は良くない」ということを耳にしたことがあると思うのですが…
皆さん、体温計を持ってますか?
手元にあれば一度体温を測ってみてください
健康な人の基礎体温は約36.5℃と言われています。この体温だと細胞の新陳代謝が活発で、免疫力も高く、ほとんど病気をしない状態を保つことができると言われています。
約50年前の日本人の平均体温は36.8度あったとされるのですが、現代の日本人の平均体温はどんどん下がってきています、平熱が35度台ということも多く、中には34度台という低体温の人も増えてきました。
1度の体温低下で代謝は約12%、免疫力は30%以上低下すると言われていますので、いかに現代人が病気にかかりやすくなっているかがわかります。
体温と体の状態をまとめてみると
37℃-36.5℃ 免疫力や代謝が最も活発に働くベストな体温36℃ 体が熱を生産しようと頑張っている状態
35.5℃ 代謝機能が低下したり、排せつ機能の低下が起きやすい。自律神経症失調症やアレルギーの原因を作り体の機能が狂い始める
35℃ ガン細胞が最も活発に増殖し始める
34℃ 臓器などが機能しずらく、生存ラインギリギリの状態
33℃ 凍死の一歩手前
如何に体温が重要かを理解していただけたでしょうか?
3℃変わるだけで人間は生死の境に陥るのです。
日本人の死亡原因の1位である癌は低体温が大好きで、35℃でがん細胞が活発に活動することが証明されました。
余談ですが、心臓にがんが発生しない理由は常に40℃近く熱を帯びているためで、臓器の中でがん細胞が生存しにくい環境にある為です。がん細胞は熱が嫌いなのです。
また最近では子供の低体温が問題となっていて、アレルギーやアトピーを始め、本来大人が煩うような生活習慣病患者が子供にも増えてきている事が大きな問題となっています。
改善をする為には生活習慣の乱れを正すことと”筋肉量”を増やす
生活習慣の乱れは理解できるが・・・筋肉量?と思われましたか?基礎代謝とは、じっとしている状態で身体が消費するエネルギーのことで、人間が1日に消費するエネルギー量の約60~70%程度はこの基礎代謝に当てられます。
「基礎代謝=勝手に消費されるエネルギー」なのですが、この基礎代謝の大半は体温の維持に使われているため、基礎代謝が高い人は体温も高く基礎代謝が低い人は低体温になりやすくなります。
筋肉量と基礎代謝量は正比例の関係にあり、筋肉は身体の中で最も多くの熱を生み出しています、つまり筋肉量が増えれば当然のことながら基礎代謝量も上昇します。
当然、消費エネルギーが多くなる分、基礎代謝が高ければ痩せやすくもなります。
ダイエットにお悩みの方は、無理な断食などを実行する前に筋肉量を増やしてみてはいかがでしょうか?
無理なトレーニングは禁物ですが、主要な筋肉を(背中、お尻、太もも)意識的に鍛えていくことはあらゆる面でプラスになります。
筋力が落ちると病気になりやすくなると言うのは科学的に証明されているので、できる限りの運動を心がけましょう。
【低体温を解消するために取り入れたい食習慣と生活習慣】
http://ameblo.jp/eiyo-enhance/entry-12177747171.html …
特に女性に多い「低体温」は、免疫力にも影響することはもちろん、冷えやむくみ、太りやすく痩せにくい身体になる原因などにもなります。
この時期から対策をすることが重要です。
低体温を解消するために取り入れたい食習慣と生活習慣|管理栄養士 梅原祥太【管理栄養士によるダイエットと栄養のおはなし】
http://ameblo.jp/eiyo-enhance/entry-12177747171.html
こんにちは。食と栄養で健康美人をつくる管理栄養士の梅原祥太です。特に女性に多いお悩みの中で、「低体温」があります。この低体温は、冷えてくる秋冬を迎える前に、こ…