<・・・高度成長期に躍進したスーパーマーケットが時代に沿わなくなってきた!> イオン、危機的状況の兆候…赤字垂れ流しのスーパー、有利子負債2兆円で巨額利子支払い

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イオンの2017年2月期第1四半期(3~5月)の決算は、売上高2兆461億円(前年同期比1.3%増)、営業利益は328億円(同5.8%減)、最終損益は62億円の赤字(前年同期は50億円の黒字)となりました。

 総合スーパー事業(GMS)の不振が大きく影響しています。イオンのGMSの赤字は、ダイエーの完全子会社化が大きく影響していると考えられます。イオンは15年1月1日にダイエーを完全子会社化しました。ダイエーの連結当期純損益(通期)は、09年2月期から14年まで6期連続で赤字でした。14年には243億円もの赤字となっています

イオンにおける営業利益の稼ぎ頭は「総合金融事業」

 総合金融事業は、「イオンカード」によるクレジットカード事業、「イオン銀行」による銀行業、電子マネー「WAON」による電子マネー事業などで構成されています。総合金融事業の16年2月期における売上高の構成比は4%程度にすぎません。しかし、営業利益の構成比は31.1%(550億円)にもなります。


 売上高は、GMS、SM、DSを合わせるとイオン全体の約7割に上ります。しかし、これらで営業利益はほとんど稼ぎ出すことができていません。イオンはGMS、SM、DSだけでは十分な営業利益を稼ぐことができないという実態があります。


 GMS、SM、DSの立て直しは必須といえるでしょう。特にGMSの立て直しは急務です。GMSはイオンに限らず苦境に立たされています。フードスタイルストアのような個性ある新業態の開発や業態転換を急ピッチに進める必要があります。イオンは正念場を迎えているといえそうです。

出典:http://biz-journal.jp/2016/07/post_15873_2.html

	
日本のスーパーマーケットはバブルの崩壊で全滅しました。その時の生き残りがイオンでしたが、そのイオンも正念場を迎え終焉に向かおうとしています。スーパーマーケットが全滅するとテナントとして店を並べる商店街からの生き残りの小売店も共倒れの運命が待ち受けています。つまり小売店の形態が時代的な転換期を迎えているのかもしれません

うちから5分のところに大規模レジャー施設が出来ることは知ってた。温泉、ホテル。ところがそれだけじゃなくてイオンモールまで出来ると知った。。。
何もないのが勢和のいいところだったのにどうなるんだろう。雇用は生まれるけどそれで終わったらさらに農地が荒れる。年内が正念場。

	

岡山市奉還町商店街
岡山駅西口にある老舗商店が多く残る歴史ある商店街。ここもじわじわとシャッター通り化が進みつつあった。2014に中四国最大級のイオンモール岡山が駅南にオープン。これからが正念場になるだろう。

	

【西武百貨店旭川店、閉店を検討】(再掲)
その後の続報は無し。
昨年西武の向かいにイオンが開業。
店舗前の通行量は増加傾向にある。
相乗効果を生み出せるか正念場。

	

大塚家具、大塚久美子社長が早くも正念場 戦略定まらず迷走か livedoor ダイエーはイオン傘下に入り、18年にはその商号もなくなる。イオンもGMSでは利益を出せず、実態はイオン・スーパー…

	




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