日本で公的に「国家斉唱・君が代を拒むことも民主主義」と言えるか。オバマ大統領、国歌斉唱しない選手を擁護 「民主主義ってこういうこと」

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一人膝まづく選手。
	
米ナショナル・フットボールリーグ(NFL)のスター選手の行動が波紋を引き起こしている。サンフランシスコ・フォーティナイナーズ(49ers)のコリン・キャパニック選手が9月1日、試合前の国歌斉唱で起立することを拒否し、ひざまずいたからだ。


「黒人や有色人種を虐げる国の旗に誇りは示しません」チームは「決断を尊重」


「わたしにとって、これはフットボールより大事なことなんです。見て見ぬふりをすれば、自己中心的だと思います。路上には死体が転がるのに、有給で職場を離れるだけで、殺人罪を免れている人間がいるのです」

信教や表現の自由といったアメリカの原理に基づき、個人が国歌斉唱に参加するかしないかを選ぶ権利を認めます」


だが、キャパニック選手の行為をめぐって、意見は真っ二つに割れている。


「つまらないヤツだ。うせろ。成功するチャンスを与えてくれた国が嫌だって?それなら、出て行け」とメジャーリーグのオーブリー・ハフ元選手はツイートした。


キャパニック選手のユニフォームを燃やす人たちも。


選手生命を絶たれ、高額の報酬も棒に振ることになるかもしれないーー。キャパニック選手は、こうした反発もすべて予想したうえで、覚悟を決めていた。


「たとえフットボールを取り上げられても、選手資格を奪われても、正しいことのために立ち上がったと、私自身が分かっていればいいんです」・・・BuzzFeed News引用


G20に参加中だったアメリカのオバマ大統領は5日の記者会見でキャパニック選手に理解を示し、民主主義のあり方について話した。The Huffington Postから引用


オバマ大統領を批判していきた私としては、この公的発言は支持したい。アメリカ国歌斉唱しないNFLのスター選手を擁護「民主主義とはそういうものです」 とのオバマ発言は、当然と言えば当然だが、果たして仮に日本で安倍首相が「君が代は斉唱しなくとも、個人の自由、これが民主主義です」と明確に超保守・安倍首相が言うだろうか?または、日本で排他的右傾・右傾主義・民族主義的な見方を前提にした行事等の国旗・国歌斉唱を行うというのが前提という条件下・同調圧力の中、反駁する自分の意見を押し通し、さらにそれが問題として表面化したのち、国家元首がその行為を擁護するだろうか?おそらく否だろう。オバマは「これが民主主義・・・」という発言の前に「彼は憲法で認められた権利の元、自らの意見を表明した」と言っている。これが極めて重要で、国家斉唱拒否は、憲法で認められている権利・意見なのだ。ここを、特に日本の国家主義者・自民系政治家は「国に対し、怪しからん、お前ら日本人が、ここは天皇の国だ。非国民」などと感情的に敵意むき出し揶揄でのたまうのだが、よーく考えてほしい。日本で現在ないがしろにされている憲法は、なお国は憲法の下あり、一般国民・市民は憲法で認められて行為を保障されている。故に、国家斉唱拒否も憲法で認められる。この事をアメリカ・オバマが公的に可視化したことは支持する(ただし、国家を積極的に、言わば宗教のように支持する国家民族主義も憲法の範囲内で認められる。君が代、大好きな人はどうぞ大声で堂々と歌って下さい。歌いたくてうずうずする人々を私は認めます。でも歌いたくない人々も認め、どうぞご理解下さい)。

target="_blank">国歌斉唱を拒否した選手「人々を虐げる国は誇りに思えない」 反発と擁護と

target="_blank">https://www.buzzfeed.com/sakimizoroki/kaepernick-anthem-pro-jp?utm_term=.uc9wlpgne class="matome_content_block_link_description"> 「表現の自由はアメリカの原理。国歌斉唱するか、しないかの権利を認めます」とチーム
















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Sharetube