ググってはいけない言葉「グリーンねえさん」とは

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グリーンねえさん

硫化水素自殺をした女性と言われています。

簡単にいうと全身が緑色に変色した変死体。

しかし実際の性別は不明らしい。全部で八枚の画像です。

普通に見れましたが、苦手な人には危険なレベルです。

出典:ググってはいけないブログ グリーン姉さん

	

グリーン姉さん

参考としてこの記事の左側に実物をデフォルメしたお絵カキコがあるので、

これを見てグロ耐性がないなと思った人はすぐに回れ右をしましょう。

屍蝋とは

死蝋(しろう、旧字体では「屍蠟」)は、永久死体の一形態。死体が何らかの理由で腐敗菌が繁殖しない条件下にあって、外気と長期間遮断された果てに腐敗を免れ、その内部の脂肪が変性して死体全体が蝋状もしくはチーズ状になったものである。鹸化したものもみられる。ミイラとは異なり、乾燥した環境ではなく湿潤かつ低温の環境において生成される。

魔術に用いられる用具のひとつに、栄光の手(英語版)(ハンド・オブ・グローリー)と呼ばれるものがある。これは死刑になった罪人の腕を切り落として死蝋化させた物で、儀式における蝋燭代わりや、様々な加護をもたらす護符として使用された。また、泥棒が盗みに入る家の門前でこれに火をつけ、うまく火がつけば盗みは成功するが、うまくつかなかった時は失敗するので退散したほうが良い、とされる。

出典:死蝋 - Wikipedia

	

硫化水素とは

硫化水素(りゅうかすいそ、英: hydrogen sulfide)は化学式 H2S をもつ硫黄と水素の無機化合物。無色の気体で、腐卵臭を持つ。空気に対する比重は1.1905である。

出典:硫化水素 - Wikipedia

毒性は、化学的な反応性の高さによる皮膚粘膜への刺激性とミトコンドリアに所在するシトクロムcオキシダーゼの阻害が挙げられる。

シトクロムcオキシダーゼ阻害作用は非常に急速に発生する。高濃度での暴露を受けた場合には数呼吸で肺の酸素分圧が低下することによる呼吸麻痺を起こし、呼吸中枢が活動できなくなる結果昏倒に至る。この現象は「ノックダウン」とよばれる。皮膚粘膜への刺激性は中長期的な影響となり、気管支炎や肺水腫を起こす。


また硫化水素は独特の臭気があるが嗅覚を麻痺させる作用もあり、高濃度で匂いを感じなくなる。従って濃度が致死量を超えていても嗅覚で知覚できないケースもある。知らずに近づいた登山者やスキー客・温泉客が死亡する例も見受けられる。

鉱工業においてはビルの汚水槽や排水プラント等の下水道施設、化学工業・実験施設において事故が度々発生しており、このような場所での作業では監視・管理が法規制されている。年余にわたる微量の曝露では変異原性が指摘されている。


即死濃度に満たない濃度の硫化水素ガスを長時間吸引して死亡した場合、遺体に緑色を帯びた暗紫赤色や緑色を帯びた暗赤褐色の死斑が現れたり、遺体の臓器が灰緑色になったりすることがある。これらは血液に含まれるヘモグロビンに硫化水素が作用し、硫化ヘモグロビンになることによる。


即死濃度以上の高濃度硫化水素ガスを吸引して死亡した場合、体内で形成される硫化ヘモグロビンの量が少ないため、死斑や血液の色調は通常の急死の場合とほぼ同じであり、遺体が緑色になるということは無い。

硫化水素ガスによる自殺について

ネットの硫化水素ガスを自殺の手段として紹介している内容をまとめると

 「苦しまずにあるいは楽に死ねます」


 「直ぐに・・・」


 「美しくあるいはきれいに・・・」と言っていますが、まったく、「嘘です、間違っています!」。


全部、逆です。


私たち生き物にとって、このガスは強い強い刺激性と毒性があります。硫化水素ガスは、水に大変溶けやすいので、もし、人に触れると、先ず、目とか鼻の奥に、火傷(やけど)をしたような激しい痛みが起こります。それが次々と、のど(気管支や咽頭)を痛め、肺の奥深く進んで行きます。とても、じっと我慢しておれる痛み・苦しみではありません。


動物でみると、目から涙があふれ、七転八倒します。恐らく人では、のどや胸をかきむしるような悶絶があるはずです。個人的にネットで紹介しているような方法では、瞬時に高濃度の状態を作ることは出来ません。化学反応でガスが発生するわけで、徐々に発生し、意識がなくなるようになるまで筆舌につくしがたい苦しみが襲ってきます。

もし、この時もう止めようと思っても、すでに遅いのです、目もあけておられませんし、のど、胸の痛みなどから立っておられませんから、目張りをはずそうと思っても、もう出来ません(お腹が痛いときでも立っておれないでしょう。それより激しいのです)。倒れますと、硫化水素ガスは空気より重いので床面にたまり、益々苦しむことになります。


全身に回ると、軽い中毒でも、頭痛、めまいやけいれん性の痛みを起こし、中毒が重くなると、心臓の動きが遅くなり、けいれんを起こすようになり、さらに苦しみを増すことになります。


「美しく、きれいに」なども全部うそです。事実、皮膚の色は黄色味をおびた褐色になり、また、体全体に回ったガス特有の嫌な「腐卵臭」がします。また、脳や内臓も青や緑がかった褐色でとても汚い色をしています。(血液中で硫化ヘモグロビンとなる)


一部、皮膚からも浸透すると言われ、吸ったものとともに全身に回るころには、硫化ヘモグロビンは酸素を運ばないので窒息と同じです。


また、このガスの恐ろしさは、どんな金属でも、腐食してしまいます(還元性が強い)。金・銀は言うに及ばす鉄でも銅でもです。みんな黒ずんでしまいます。よく温泉に行くとき貴金属ははずして置きましょうといわれますが、自然の中で人体にまったく無影響の温泉などで匂う「弱い腐卵臭」位でもこんなことが起こります。この濃度は0.005~0.1 ppmです。これらと比べ意識を失うためには、この何千倍か何万倍の濃いさが必要で、その状態になるまでの間に前に述べたような耐え難く、もう逃れられない苦しみがきます。


また、自分以外の人に対しても同じで、助けようとした人にも同じことが起こります。これは殺人と同じです。


また、「楽だ」と書いている人はどんな人でしょうか。経験者でしょうか。そんなはずはありません。死んでしまった人が「楽だった」とネットに書けるわけがありません。


こんなことは止めましょう!


今までに、嫌じゃないこと、やっていて少しでも楽しいことがあったはずです。もう一度で良いから、それに目を向けてみましょう。どんなに小さなことでも。

出典:硫化水素ガスによる自殺について

	

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