Amazonレビュー4.9は伊達じゃない!!いちおしの漫画「天地明察」まじでおもしろい

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渋川春海という江戸時代の人物が主人公の物語。


春海は失敗の原因を研究していくうちに、中国と日本には里差(今日でいう経度差)があり、「地方時」(今日でいう時差)や近日点の異動が発生してしまうことに気づいて、そこから努力も兼ねて有力な人物との協力をえて新しい暦を作った人。


その人物を据えての天地明察、これはかなり面白い漫画となっていますので一読することをお勧めいたします。



天地明察 あらすじ

江戸時代前期、第4代将軍・徳川家綱の時代。江戸城に勤める囲碁棋士の安井算哲(渋川春海)は、その算術と神道の才を見込まれ、会津藩主・保科正之から日本全国の北極出地調査への出立を命じられる。


建部伝内・伊藤重孝とともに全国を巡り、帰還した春海に新たに命じられたのは、800年の永きに渡って使われ続けた結果、2日のずれが生じている現在の暦・宣明暦を廃し、新しい暦を制定するという改暦事業だった。


様々な困難や妨害に遭いながら、春海は生涯を掛けて、日本独自の暦作りに挑むことになる。


天地明察 概要

原形となったのは、『SF Japan』2004年春季号に掲載された短編「日本改暦事情」(のちにハヤカワ文庫JAの短編集『OUT OF CONTROL』に収録)。SF誌の発表だが、別にSF要素があるわけではない。ストーリーの骨格は短編の時点で既に出来上がっていたが、本人いわくこの時点ではまだこの話を長編化する力が無かったとかなんとか。


5年後、短編を大幅に膨らませた長編版が『野性時代』2009年1月号から7月号まで連載され、同年11月に角川書店から刊行。たちまち大ベストセラーになった。2012年には角川文庫から上下巻で文庫化。


第31回吉川英治文学新人賞、第7回本屋大賞など5賞を受賞し、冲方丁の名前をSF・ライトノベル界のみならず世間一般に広く知らしめる代表作になった。第143回直木賞にもノミネートされたが受賞は逃した。


一方、参考文献に挙げられた本の著者(和算研究家の佐藤健一)からブログで文句をつけられたりもしている。


2012年には『おくりびと』の滝田洋二郎監督により映画化。また、槇えびし作画による漫画版がアフタヌーンで連載中。


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天地明察 / 原作 冲方丁 漫画 槇えびし - アフタヌーン公式サイト - モアイ

http://afternoon.moae.jp/lineup/176

ここで天地明察を試し読みすることができます。



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原作 冲方丁(うぶかたとう)

1977年2月14日生まれ。1996年、『黒い季節』(角川書店)でデビュー。その後『マルドゥック・スクランブル』(日本SF大賞受賞)『シュピーゲル』シリーズ『シュヴァリエ』『蒼穹のファフナー』『ヒロイックエイジ』『カルドセプト』など、全メディアの枠を軽々と越え、創作の場を拡大する「文芸革命児」!!!  『天地明察』は初の時代小説。








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漫画 槇えびし(まきえびし)

5月2日生まれ。兵庫県出身。ゲームメーカー勤務の傍らで挿画、短編漫画などを経て、現在は漫画連載を主に活動。端麗風雅な絵柄で人気上昇中。主な連載作品は『天地明察』(原作 冲方丁) 『朱黒の仁』など。


槇えびし 公式Twitterアカウント

https://twitter.com/maki_abc



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著者プロフィール
Sharetube