世界有数の放射能汚染地域となった日本の福島原発事故被災地
福島の放射能汚染地域は世界で最も汚染された9地域の1つにランクされるとロシア政府系通信社スプートニクは格付けした。
世界の放射能汚染地域ワースト9【写真】 - Sputnik 日本
https://jp.sputniknews.com/life/201712164386721/
軍事的な核実験は言わずもがな、平和利用を目的にした原子力さえも環境に取り返しのつかない悪影響を及ぼすおそれがある。スプートニクは地球で最も放射能に汚染された場所のラ...
医療用放射性物質の放棄から核燃料の再処理施設、原爆の製造施設、核廃棄物の違法投機、ウラン鉱山、核実験、そして原発事故などから大量の放射性物質が環境中に放出され長年にわたる汚染地域が生み出され人はヒバクシャとなった。
ブラジル・ゴイアニア市
閉鎖した病院から医療用放射性物質がごみ収集業者により持ち出され、青く光る粉末をお土産として分け与えたのはセシウム137だった。高レベルの放射能で住民が被ばくし地域が汚染された(1987年)。
セラフィールド原子力施設
イギリスで1947年より核兵器用プルトニウムを生産するセラフィールド原子力施設が火災を起こし(1957年)、その結果プルトニウムが放出された。
ハンフォード原子力施設
アメリカ(ワシントン州)の核兵器製造施設が放射性廃棄物で周辺地域を汚染し閉鎖後も放射性核種の完全崩壊まで数十年以上かかるとみられている。
核廃棄物が投機されたソマリア沿岸部
ヨーロッパの企業が武装勢力と契約して有害化学物質を海中などに投機した。その中に廃棄された医療用放射性物質や核廃棄物なども含まれておりその結果はソマリア人の健康に反映された。
放射線量が高いデンバー
アメリカの山岳地帯にあるデンバーは薄い大気と太陽光の影響が強く地域内の大きなウラン鉱床の影響もあって放射線量が高い。
セミパラチンスク核実験場
旧ソ連時代カザフスタンのセミパラチンスク核実験場で行われた468回の核実験で起きた放射能汚染。約20万人がこの地域で放射線の被害を受けたとされる。
チェリャビンスク40・マヤーク核施設
カザフスタンのマヤーク核処理施設の爆発事故(1957年)で大規模な放射能汚染が起きた。廃棄物を湖や川に投棄し周辺が汚染され多くの住民が強制避難させられた。除染はまだ完了していない。
福島
2011年3月、東京電力福島第一原子力発電所でチェルノブイリ以来最も恐ろしい原子力事故が起きた。約16万5000人の地域住民が避難区域の自宅からの避難を余儀なくされた。
チェルノブイリ
1986年4月、ウクライナのチェルノブイリ原発4号炉が爆発し大量の放射能が放出されウクライナと近隣のベラルーシとロシアの広範な地域が汚染された。
福島原発事故は世界最大規模の放射能汚染を起こす可能性がある?
何と言っても大量に放射性物質を放出し大規模な放射能汚染を引き起こしたのが日本の福島とチェルノブイリ原子力発電所の爆発事故で共に国際原子力事象評価尺度 (INES) において最悪のレベル7(深刻な事故)に分類された。しかし福島原発事故は未だ収束せず、大量の放射性物質が今も流出する危険があり世界で最大規模の放射能汚染を起こす可能性があると指摘する声もある。
Ten Most Radioactive Places on Earth - Brainz
http://www.brainz.org/ten-most-radioactive-places-earth/
While the 2011 earthquake and worries surrounding Fukushima have brought the threat of radioactivity back into the public consciousness, many people still don’...
地球上のひどい放射能汚染地域10箇所を指摘するサイト。福島原発事故の行く末を最も懸念している。
2011年の地震と津波は家屋や生活を破壊する悲劇だったが、福島原発事故の影響は最も長引く危険がある。 チェルノブイリ以来の最悪の原子力事故で6つの原子炉のうち3つの原子炉がメルトダウンし、放射能が周辺や海域に漏れ放射性物質が工場から200マイル離れていても検出された。事故とその影響はいまだに広がり続けているので環境への影響の本当の大きさはまだ分からない。世界はまだ何世代にもわたってこの災害の影響が現れると思っているだろう。
出典:Ten Most Radioactive Places on Earth - Brainz
The 2011 earthquake and tsunami was a tragedy that destroyed homes and lives, but the effects of the Fukushima nuclear power plant may be the most long-lasting danger. The worst nuclear accident since Chernobyl, the incident caused meltdown of three of the six reactors, leaking radiation into the surrounding area and the sea, such that radioactive material has been detected as far as 200 miles from the plant. As the incident and its ramifications are still unfolding, the true scale of the environmental impact is still unknown. The world may still be feeling the effects of this disaster for generations to come.