2つの違い、知ってますか?飲食にまつわる似ているものを徹底解説

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なんとなく違うな、くらいに思っていませんか?

名前が似ていたり、形が似ていたり、用途が似ていたり…

普段あまり気にしていないかもしれませんが、そういったものって多くありますよね


今回は飲食物に関する似ているものをいくつか調査しました

雑学、豆知識としてだけでなく、生活の一つの知恵として役立てていただければ幸いです

「しらたき」と「糸こんにゃく」

すき焼きにも欠かせない具材の一つ

しらたきと糸こんにゃく、どちらもこんにゃく芋を粉にしたものを原料に、石灰乳を混ぜて固めたものです

いったい何が違うのでしょうか

作り方が違う!

しらたきは、石灰乳とこんにゃく芋を混ぜた状態で

まだ固まりきっていない状態のときに細く押し出したものを、熱湯で固めたもの

柔らかいうちに形を作るので、とっても細い形状が可能になります

「しらたき」は漢字で書くと「白滝」、これは白くて細い形から、泡立って落ちる滝のようだというところから来たようです


一方、糸こんにゃくはよく見る形の四角いこんにゃくをただ細くカットしたもので

いったん出来上がったこんにゃくを切るため、多少太くなってしまう

ようするに…

固める前に細く形作ったのが「しらたき」で、できたこんにゃくを細く切るのが「糸こんにゃく

「もりそば」と「ざるそば」

なぜか値段も違う…

年越しに食べた人も多いかもしれません

大体のお蕎麦屋さんでは「ざるそば」のほうが少し値段が高いようです

ほとんど同じようなものなのにどこが違うのでしょうか

器がちがう!

もりそばはその昔、「山のようにそばを盛ること」からその名がついたもので

ツユにつけて食べるソバの原型の食べ方をします

江戸時代後期、もりそばを盛る器として「セイロ」が登場し

それ以降、もりそばといえばセイロというのが主流になったそうです


一方ざるそばは、その名の通りざるにそばを盛ったところからその名がつきました

さらにざるそばは、一番ダシと呼ばれる、二番ダシよりも雑味が少なく澄み切ったダシを使用していたという説があるそうです

二番ダシはもりそばに使われていたそうです

つまり、ざるそばはもりそばに比べてやや高級なダシを使用しているのです

値段の違いはここからきているようですね

ようするに…

山のようにセイロに盛ったのが「もりそば」、ざるに盛って少し高級なのが「ざるそば

「五目寿司」と「ちらし寿司」

祝い事によく出される

その昔は、たまに作る豪華家庭料理の一つだったそうです

どちらも酢飯と沢山の具材を使っていますが

果たしてどんな違いがあるのでしょう

具材の使い方が違う!

五目寿司は基本的に酢飯に魚介類や野菜など数多くの具材を混ぜ込んだもです

なぜ具材を混ぜ込むのかというと

かつて、藩主の倹約命令によって庶民の楽しみだった春秋祭礼の食事を

「寿司、甘酒、一汁一菜のみ」とされてしまったので

許された寿司の中に海の幸、山の幸を混ぜ込み役人の目を盗んだのが始まりだそうです


一方ちらし寿司は、漢字で書くと「散寿司」

酢飯の上に新鮮な魚介類や、レンコンなどの野菜、卵焼きなどを見栄え良く並べた寿司のことを言います

ですが近年では、細かく切ったあなご、紅ショウガなどをいったん酢飯に混ぜ

その上に魚介類を散らすものもあるそうです

ようするに…

酢飯に具材を混ぜ込んだのが「五目寿司」、酢飯の上に綺麗に具材を並べたのが「ちらし寿司」

「バター」と「マーガリン」

バターのほうが高級品…?

どちらもパンに塗ったり、お菓子作りに使うものだが

なんとなくバターのほうが高いイメージがある

なぜ値段がこうも違うのだろうか

主原料が違う!

バターは主原料が」牛乳であり、牛乳に含まれる乳脂肪を濃縮して固めたものです

バターには「塩を添加するか」の分類と、「乳製品による発行をするか」の分類に大きく分かれる

現在日本では「非発酵の加塩バター」が最も主流であり、保存性も高い


一方マーガリンは主原料が、大豆油やコーン油などであり

バターが不足した19世紀のフランスで代用品として発明された

余談だが、マーガリンの語源はフランス語で真珠を意味する「マルガリット」からきている

油の塊が真珠のように美しいことからこの名がつけられたそうです

ようするに…

主原料が牛乳なのが「バター」、植物性油なのが「マーガリン

「少々」と「ひとつまみ」

料理レシピの紛らわしい表現

料理のレシピの中に出てくる2つの表現

「大さじ1杯」、「小さじ2杯」のようにわかりやすくないため

多くの人が困惑しているのではないでしょうか

果たして明確な違いはあるのでしょうか…

やっぱり量が違った!

○○少々というのは、調味料を加える際に使う言葉の中でも、一番少ない量に用いる言葉で

計量スプーンでいうなら「小さじ8分の1」くらいの量のことです

指で加えるなら、人差し指と親指でそっとつまんだぐらいの量が「少々」になります


一方○○ひとつまみというのは、計量スプーンでいうと「小さじ4分の1」

指ではかるなら、親指、人差し指、中指の三本でそっととったくらいの分量である


ただ、料理の好みは人それぞれ

場合の応じた「少々」を使いましょう

ようするに…

親指、人差し指でつまんだのが「少々」、中指を加えて3本でつまんだのが「ひとつまみ

「弱火」と「とろ火」

レシピ通りに作ったのに…

こちらも、レシピによく出てくる表現

レシピ通りに作ったのに、煮詰まりすぎて味が濃くなってしまった…

など一度は体験したことがあるでしょう

火加減の違いがちゃんとある!

弱火はガスレンジなどの目盛を一番絞った状態と思っている人が多いのではないですか?

ですがそれでは、器具や鍋の種類によって左右されてしまうため問題があります

弱火というのは、炎の高さが鍋底との空間のちょうど半分ぐらいの位置に来ることを言います

あくまで目安です


とろ火は弱火よりもさらに弱い火力のことで

炎の先と鍋底の間に半分以上の空間ができる火加減のことです

とろ火こそ、目盛を一番絞った状態に近いかもしれませんね

ようするに…

弱火」は鍋底と炎の間の空間が半分ぐらい、「とろ火」はそれよりも空間がある火加減

どのくらい知っていましたか?

意外と何となくで考えていたものが多いのではないかと思います

これらの知識が皆様の生活に少しでも役立つことができたら幸いです

今回は飲食に関する2つの違いでしたが

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もし興味があればご覧ください

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Sharetube