ドラマ料理部vol.2 / さあ放課後だ 部活の時間だよ! 活動内容:ドラマで見たあの人のあの料理をみなさまに紹介する事でありマス!( ̄ ^  ̄)ゞ
先ずはこちら、佐藤健主演の『天皇の料理番』からご紹介します。
大正・昭和時代の宮内省厨司長(ちゅうしちょう)を務めた秋山徳蔵さん(1888〜1974年)の人生を描いた 直木賞作家 杉森久英さんの「天皇の料理番」を基にドラマ化された作品です。ひょんなことから食べたカツレに強い衝撃を受け、料理の道に突き進んで行くことになるのですが、それまで何事にも興味が持てず何をしても続かなかった片田舎のしょーもない青年が、西洋料理のシェフになるという途方もない夢を実現させ、遂には天皇の料理番にまで上り詰めてしまうというサクセスストーリーであります。
もちろん、苦悩なくしてサクセスストーリーを完結させる事は出来ないのだ。うむ。
出典:やんちゃ坊主が上った「天皇の料理番」への道 テレビ
■■ その中から今回は第6話の『ひき肉ステエーキ』をご紹介します。
『ひき肉ステエーキ』
2016年に福井県越前市出身秋山徳蔵さんのゆかりのメニューが、県内の15の飲食店と福井県庁食堂などで提供されました。福井県庁食堂来庁者らは「肉の風味がしっかりとしている」「通常のハンバーグに比べてタマネギなどの量を減らし、肉本来の味を一層楽しめるのが特長」との感想を述べています。
また、挽肉の中に茹でた牛肉のみじん切りが入っているのも食感に大きな役割があるのではないかと思います。
天皇の料理番 バンザイ軒
かつての修行先「華族会館」を追い出されて転がり込んだ町の洋食屋「バンザイ軒」バンザイ軒は今で言う所の大衆食堂で、といっても大衆食堂自体今はそんなに見つけられないよね。
要するに安くてボリューミー、地元密着型の愛され食堂って感じかな。
このバンザイ軒のインテリアと言いますか、セットが凄く素敵でした。ペンダントライトしとか、すりガラスとか、テーブルクロスとか、時計とか(誰か止めて!)椅子とか(止めてってば!)・・・ふぅ。まあ全てネ。
天皇の料理番・厨房
これはね、宮内の厨房じゃなくて、パリに修行に行った時のオテル マジェスティックの厨房のセット。あからさまな人種差別を受け、フランス人との味覚の違いに悩まされた前途多難の日々を送った厨房でもあります。
※ オテル(Hôotel 仏語)とは、ホテル(Hotel)同様宿泊施設のホテルの意味もありますが、一般的には『特別な公共の建物』のことを指します。
本当にヤバいんじゃないかと心配になるくらいの激ヤセでした。画像を見てもお分かりかと思いますが、デイモン閣下のメイクどころじゃないんです。この後「俺物語」で大男になった鈴木亮平さんを見て「今度はそっちかい!」と言った方が大勢居たんじゃないかしらね。(スバラシイ事だとは思うけど、ほどほどにしてほしいっすわ。マジで。)