理想の世界ではナゼ目が"ボタン"!?映画「コララインとボタンの魔女」見どころ【ネタバレなし】

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2010年、作家ニール・ゲイマンの児童文学を原作に公開された映画【コララインとボタンの魔女 3D】。監督は「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」を手掛けたことで有名なヘンリー・セリックです。


以前ご紹介した「パラノーマン ブライス・ホローの謎」と同じ制作会社ライカによって、3Dストップモーション・アニメーションによって撮影されました。

出典:コララインとボタンの魔女 (吹替版)

動画 Amazonビデオ

主人公コララインに声を吹き込んだのは、数々の映画で活躍する女優ダコタ・ファニング。さらに日本語吹き替え版には榮倉奈々戸田恵子劇団ひとりなど豪華キャストが揃っています。
※タイトルに「3D」とありますが、実際に3Dで鑑賞するには"色眼鏡"が必要です。赤色と緑色のあれです。もちろん2Dバージョンもアリ。

映画「コララインとボタンの魔女」のあらすじ

動画
両親は常に締め切りに追われ、いつも忙しそうにしてコララインを構わない。

好奇心旺盛な少女は雨の降る空とつまらない両親に嫌気がさすが

大きな家を探検しているとき、壁についた小さなドアを発見する。

鍵を使って開けるが、その向こうにはレンガの壁があるだけだった。


その日の夜、眠っているとネズミが現れてコララインをドアのほうへ誘導する。


昼間はふさがれていたドアの向こうに行くと、元の世界とそっくりな家と両親の姿が。

ただひとつ違うのは、目がボタンでできているということ…。

物語のキー:ボタンの謎

見どころ①個性豊かな登場人物

見どころ②揺れ動くコララインの心

見どころ③魔女の脅威が振るわれる瞬間

おすすめ度【★★★★☆】

★…誰もが通る反抗期的な心情を分かりやすく描いている

★…ボタンの目が想像以上にこわい(お子様向けではない)

★…親目線でも"子との関係"を考えさせられる

★…クライマックスが迫力満点

☆…ムダに長いと感じるシーンがいくつかある(星0.5)