殿堂

犬の感動する話や泣ける話を紹介しています。 たぶんすべて実話だと思われます。 おそらく、これを読むことで、愛犬との時間は一分一秒を、無駄にできないということが伝わるのではないかな、と思います。 読み終わったころには、愛犬のことがもっと愛おしくなっているかもしれません。
優しい警察官の父と雑種犬
警察官の父親が、雑種の汚い子犬を連れて帰ってきた 捨て犬を署で預かったんだが、保健所に引き渡し予定の犬らしい 母「アホかいな、明日返して処分してもらってき!」 父「・・・・・」 庭につないで一晩だけおいておくことになった 夜中にスンスンと寂しい声で鳴くので、様子を見にいったら寒そうにしている いらないチノパンを畳んで下に敷いてやったら嬉しそうにジャレてくる 朝見てみるとチノパンの片方の裾のなかで寝ていた 情が移るとイヤなのでそのまま登校 学校から帰ってくると、まだ犬いる・・・アレ? 母に聞くと車に犬積んで出勤した父が数分後に帰ってきて 「頼むからコイツを助けてくれ」 と号泣したらしい。 人を見たら盗人と思えがモットーの父が、そんな行動をするのが意外だった その雑種のイヌはそのまま15年、ウチで暮らしました。
なんて優しいお父さんなのでしょう。
サチへ
前の飼い主の都合で初めて我が家に来た夜、お前は不安でずっとないていたね。 最初、お前が我が家に慣れてくれるか心配だったけど、少しずつ心を開いてくれたね。 小学生の時、空き地でお前とよく追いかけっこしたよね。 速かったなぁ。 全然追いつけなかったよ。 買い物に行った時なんかは、柱に紐をくくりつけておけば、きちんとお座りして待っていてくれたね。 利口なお前が本当に大好きだったよ。 可愛かったなぁ。 俺もお前をよく可愛がったと思うが、お前もよく俺になついてくれたね。 でも、年をとるにつれ少しずつ元気がなくなっていったね。 家から五分の公園に行って、ベンチにチョコンと座ったまま動かないんだもんね。 しょうがないから二人でボーっとしてたね。 なんか日向ぼっこしてるみたいだったな。 最期のほう、散歩ついて行かなくてゴメンよ。 前は庭に出るだけで、駆け寄ってきたお前が小屋から出るのも、大変そうにしてるのつらくて見てられなかったんだ。 でもあの時サチは死なない。 死なない。 て何の根拠もなく、勝手に思い込んでいたんだ。 だからお前が死んでしまったって、母親が言ったときとてもじゃないけど信じられなかったよ。 冬の寒い朝だったね。 小屋からでて口を少し開けて、本当寝てるような感じだったよ。 あの時、頭をちょっと撫でただけですぐに二階に行ったのは、あのままずっとお前を見ていたら 涙が止まらなくなってしまいそうだったからだよ。 もうお前がいなくなってから 犬は飼っていません。 飼う気もおきません。 頭を撫でてやると耳をずらし、目を細めるお前の顔は一生忘れません。 最期の方 お前をかまってやらなくてゴメン。 本当にゴメン。 今でも後悔してるよ。 お前は、他人から見れば、ただの雑種ですが、俺にとっては家族であり、親友であり、そして何よりかけがえのない大切な存在でした。
14年分の思い出
今年の元旦の事だった。 僕の実家にはKという犬が居た。 Kは僕が大学の頃に飼い始めて、かれこれ14年。 飼い始めの頃は、まだちっちゃくて、公園に散歩に連れて行っても、懸命についてくるのが精一杯だったのを覚えている。 大学時代は時間の余裕もあったせいか、毎日散歩をしてたよ。 散歩用のロープを持ち出すと、大はしゃぎして、飛びついてきたりしてな。 お手とか、お座りとか教えたのも懐かしい。 その後、大学を卒業し社会人になり、ひとり暮らしを始めると、大好きなKに会うことも出来なくなった。 正月やお盆に帰ると、忘れもしないで飛びついてくる。 ほんとに、可愛いやつだな。 そんな感じで、約10年が過ぎた。 僕も仕事が忙しくなり、なかなか実家にも帰れない年が続いた。 去年の暮れ、仕事も落ちつき、正月は実家で過ごそうと、久々に実家に帰ったわけだ。 Kに久々に会った。 相変わらずしっぽをぶんぶん振っている。 相変わらず、飛びついてくる。 僕も、久々の対面に、馬鹿親さながら可愛がった。 その日の夕食時、母から最近Kは年のせいか元気がなく、寝てばかりいると聞いた。 そんなこんなで、明日の朝はみんなで、元朝参りにでも行こうと早めに寝たわけだ。 次の朝、起きて散歩してあげようと思いKの名前を呼んだ。 何故か犬小屋で、寝たままだった。 前日の母の話しぶりから、この事かと思いながら、小屋に近づいて名前を呼び首もとをさすると、いつもの体のぬくもりはなかった。 Kは天国へ行ったんだと 理解したくなかったが、それが、現実だった。 去年は戌年。 Kは戌年を全うして生き抜きました。
犬の世話をするバイト
今日は邦画DVD「犬と私の10の約束」借りて来て観ました 一、私の話をがまん強く聞いてくださいね 二、私を信じて。 私はいつもあなたの味方です 三、私とたくさん遊んで 四、私にも心があることを忘れないで 五、けんかはやめようね 本気になったら私が勝っちゃうよ 六、言うことをきかないときは理由があります 七、あなたには学校もあるし 友達もいるよね。でも私にはあなたしかいません 八、私が年をとっても仲良くしてください 九、私は十年くらいしか生きられません。 だから、一緒にいる時間を大切にしようね 中学生のとき近所で飼われてる犬の世話をするというバイトをしてました 毎日散歩してやって餌やって水替えて… 三軒掛け持ちで月に三千円ずつだから一万円近く 中学生にとっては十分な稼ぎでした そのうちの一匹が老衰で弱ってたころに俺はインフルエンザで40度以上の熱を出し、でも翌朝には嘘のように治っちゃって、その朝にその犬も死んじゃってたってことがありました その犬が最後の命で俺を助けてくれた? そんな訳ありませんし、俺はそういうの信じる人間じゃありません でも… 寒い冬の日、できれば早く散歩済ませて帰りたかったからリードを引っ張って帰り道の方向に行こうとする俺に 短い前足で「ヤダ」て踏ん張って… ボクはもっともっと散歩したいのに… そんな目で俺を見ていたアイツの顔が今でも忘れられません 様子見に行ってやらなきゃいけない俺が熱だして寝てたもんだから、アイツの最期はひとりぼっちにしてしまいました アイツが死んだ朝、アイツの口元には俺が忘れていった手袋があったんだそうで 「私たち以上になついてたんだね」 世話してくれて本当にありがとねって 飼い主に言われました 十、あなたと過ごした時間を忘れません。 わたしが死ぬ時おねがいします そばにいてね
探していた愛犬と10年ぶりに奇跡の再会
これは、海外で実際に起きた奇跡のような実話です。
ベラスケスさんがGoogleストリートビューを見ていたときのこと。ある建物の前に、毛が伸びて明らかに世話をされていない犬がいることに気が付いた。その後、半年ほど前からこの犬の世話をしていた男性と知り合うことができ、2人で犬の境遇を気に掛けていたところ、動物保護活動をしているヘイガーさんの存在をYouTubeで知り、彼に保護の相談をしようと決断。“Googleストリートビューに映っている犬”の存在をヘイガーさんに連絡してきたというわけだ。 連絡を受けたヘイガーさんは、気温が38度まで上昇した2012年8月のある日、実際に犬が映っていた場所へと向かった。すると現地のそば、停車しているキャンピングカーの下に、真夏の太陽を避けるようにじっと座っている“ソーニャ”がいたという。今回話題となった動画は、そのときの一部始終を記録したものだ。 彼がパンやチーズバーガーを与えると、“ソーニャ”は立ち上がって歩き出し駐車場へと移動。保護しようとする彼と、逃げようとする“ソーニャ”の駆け引きはあったものの、辛抱強くなだめようと近づく彼に徐々に心を許していったようだ。最後は大人しくリードを付けられて、素直に彼の車へ乗り込んでいる。 ヘイガーさんが聞いた話では、“ソーニャ”は少なくとも10年近くはその場所で生き抜いていたと見られるが、そんな長く続いた厳しい日々も、Googleストリートビューでたまたま存在に気付いた女性からの連絡によって幕を閉じることに。その後、伸びきった体毛もカットされ、すっきりした見栄えになった“ソーニャ”は、腫瘍や関節炎などをいくつかの病気を患っていることが判明。きちんと治療を施された上で新たな飼い主に引き取られていったという。
犬嫌いの父とタロー
小学生の時だった 学校帰りに段ボール箱の中から「クゥーン」と・・・。 開けたら子犬が一匹。 あまりにかわいいから連れて帰ったが、父はもっぱらの犬嫌い・・・。 次の朝(日曜日)、子犬はいなかった・・・。 おやじもいなかった・・・。 俺は部屋で泣いてた・・・。 外は雨が降っていた。 =あれから8年= 昨日知ったんだが 実はおやじが遠くまで捨てに行ったんだ。 その時、最後に牛乳をあげて 「いい人に拾われろよ」 と言って捨てたらしいんだ。 だが、その1時間後に雨が降り出した。 気になった父は再び捨てた場所へ戻ったんだ。 子犬のくせに父の事覚えてたのか、遠くから雨の中を走って来たらしいんだ。 もっぱら犬嫌いの父だったが、今回ばかりは仕方ないと思い連れて帰って来たらしい。 それから8年間、タロー(犬の名前)はうちの家族だった。 夕べ、タローは病気で死んだんだ・・・。 父に抱かれながら・・・。 その時、家族みんなは知ったんだ タローが1番好きだったのは父だったんだと。
11年間共に過ごした愛犬とのサヨナラ
11年間飼ってた愛犬がなくなった。 死ぬ前の半年間、自分はろくに家に帰ってなくて、世話もほとんどしなかった。 その間にどんどん衰えてたのに、あまり見ることも触ることもなく、その日を迎えてしまった。 前日の夜に、もう私とはほとんど会話がなくなっていた母が、兄と一緒に私の部屋にきて 「もう、動かなくなって、息だけしてるの。目も、開いたままとじれない。最後だから、お別れしてきなさい。」 と泣きながら言ってきた。 そこまでだったなんて知らなくて、びっくりして下に下りていったら、コタツに横たわってた。 ほんとに息だけしかしてなくて、だんだん息も弱くなってるのがわかった。 怒りっぽい犬で、触るだけで唸るのに、その日は、なにも反応がなかった。 母と兄と、3人で、泣きながら朝まで見守った。 結局次の日、単身赴任の父が帰ってきてすぐ息を引き取った。 父のことが大好きだったから、きっと待ってたんだと思う。 家族全員そろうのを待ってたんだな。って思う。 死ぬ間際に飲んだ水はすごくおいしかったよね。幸せだったよね。 なによりも、本当にろくに家に帰らず遊んでばかりいて、あなたの世話をしていなかったことを悔やんでる。 父も母も兄も泣きじゃくる中、あたしは後悔ばかりが心に残って、あまり泣くことも出来なかった。 おまえが死んでから、おかあさんとも会話するようになったよ。 今まで、お母さんの話し相手はおまえだったもんね。 おまえのおかげで自分がどんなに親を悲しませてたかわかった。 犬にまであたしのこと相談するくらい、おかあさん悩んでたんだね。 おまえが死んでふさぎがちだった母も最近元気になったよ。安心して眠ってね。 昨日、死んでから初めてあなたの夢を見ました。朝起きて、泣きました。 ほんとうにありがとう。 ばいばい。
ポメラニアンのチロルを引き取った
家で飼ってた犬の話。 私が中学生のころ、保健所に入れられそうになっていた4歳のメスのポメラニアンを引き取った。 名前は、前の飼い主がつけたらしい「チロル」 チロルはほんとうにとんでもない犬だった。 名前を呼んでもこないし、振り向きもしない。 餌のときだけ私に尻尾を振る嫌なやつだった。 出かけるときは馬鹿みたいに吠えるし、愛想もないから、道行く人にもすぐに吠えるダメ犬だった。 そのたびに恥ずかしい思いをしていた。 その上臆病者のため、すぐに噛む。 噛む噛む噛む。 私も姉もめちゃくちゃ噛まれまくって、そのたびに泣いたよ。 本当なんでこんなやつ引き取っちゃったんだろうって、本気で思ったこともあった。 「こんな恩知らずいらないよ、あんたなんかいらない!」 なんていっちゃったこともある。 今思えば、前の飼い主に捨てられて、いきなり違う家に連れて行かれて色々ストレスもあったのだと思う。 本当にしょうもない犬なんだけど、チロルとの散歩は嫌いじゃなかった。 特に家の裏にある原っぱは、チロルのお気に入りで、連れて行ってやれば蝶々を追いかけながら尻尾を振って喜んでた。 本当にむかつくんだけど、可愛くてしょうがなかったんだ。 その日は生憎の雨で、面倒だったこともあって散歩を中止にしてしまった。 それがいけなかった。 チロルはどうしても原っぱで遊びたかったらしく 開いていた窓から飛び出し、一人で散歩に出てしまったところ、車に惹かれて死んでしまった。 去年の露のことだった。 外で今まで聴いたことのない チロルの叫び声が聞こえてきて、すぐに駆けつけた。 そこにはぐったりと寝そべっているチロルがいた。 車はすでにいなかった。 まだ息をしていたから頭真っ白になりながらチロルの名前を呼んだ。 混乱して何度も体をさすった。 近所の人が集まる中、最後に名前を呼んだとき、ゆっくりこっちを見て、静かに「わん」って返事をして死んでしまった。 いままで名前を呼んだってふりむきもしなかったくせに、・・・なにそれ。 自分の名前分かってんじゃん。 もう散歩中吠えても怒らないから、名前呼んでも振り向いてくれなくったっていいから、散歩も雨の日だって毎日連れて行ってあげるから… もう一回蝶々一緒に追いかけようよ。 ダメ犬だっていったけどさ、本当は大好きだったんだよ。 守ってあげられなくてごめんね。 あれから一年たった今でも思うのは、チロルはちゃんと幸せだったのかなってこと。 もしかしたら幸せだったかもしれないし、そうじゃなかったかもしれない。 どちらにしても、どうか天国でチロルが幸せに暮らしてればいいななんて、本気で願わずにはいられません。
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