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1分で読める短編の感動する話・幸せな話

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1分で読める短編の感動する話・幸せな話

Author:
うぃぐうぃぐ
Posted date:
Update date:2017年06月25日
1分で読める短編の感動する話・幸せな話
1話1分。短い時間でウルっとできる感動する話をご紹介します。悲しい話よりも幸せな話が多めです。いい話は心のサプリメント。心の栄養にどうぞ。

夫婦喧嘩

大喧嘩した次の日、ぶっきらぼうに弁当を渡されて「いってきます」って俺の言葉も無視しやがった嫁に、益々腹が立った。

でも、昼に弁当箱を開けたら俺の好きな食べ物だらけ。
もう本当にアイツは不器用だな、悪いとは思ってんだろうな、謝るのが悔しいんだろうな、とか思ったら、可愛くてさ「弁当まじ上手かった、お前は馬鹿だな」とメールした。
で、夜帰ってきたら、これまた豪華な夕飯なわけよ。

ケーキまで焼いてる始末。可愛いから、喧嘩の内容は俺は悪くないと思ってたけど「昨日ごめんな」って言ったら、涙ぐんで「本当よ!ちゃんと反省してね」とか言っちゃってさ、これまた可愛いから、本当は反省なんかしてないけど、「うん、悪かった」て言って
その夜は二人で燃え尽きたぜ。嫁大好きだー。

あー、もう何ていうかさ、幸せなんだよ。喧嘩しても。俺が馬鹿でも。

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水をかけた理由

中学校1年のときのこと
授業中に隣の席の女の子がおしっこ漏らしていました
女の子の席は一番後ろのはじだったので他には誰も気がついてない様子
僕はおもむろに席を立って無言で廊下へ
先生が後から追いかけてきたけど無視して手洗い場でバケツに水を汲むと教室に戻り
その女の子にぶっかけました
教室中大騒ぎになり、学校に両方の親まで呼ばれました
うちの親は相手の親に平謝り
なぜそんなことをしたのか問い詰められましたが
僕は結局最後まで口を割りませんでした
家に帰る途中で女の子が事実を親に話したらしく
お礼を言いにうちまで来ていました

時は過ぎて今その女の子は僕の奥さんです

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照れ隠し

昨日の朝、夫がこたつで寝落ちしてて手から転がり落ちたっぽいスマホの画面を見てみたら「嫁さん大好き」スレの書き込み画面に
「毎日家に帰るのが楽しみ。ごはんがウマい。俺幸せ。絶対こいつを大事にする」(要約)
と言うような書き込みの途中だった。
こっ恥ずかしいので消したった。
代わりにメモ帳を起動して「私もあなたを大切にしますよ」と書いて転がしておいた。
朝食の支度をしながら様子を伺っていたら目が覚めてスマホの画面を見たあと「ちょっと走ってくる」って言って出て行った。

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50年経っても

脳梗塞で入退院を繰り返していた祖父
私たち家族は以前からの本人の希望通り、医師から余命があとわずかであることを知らされていたが、祖父には告知しないでいた。
「元気になって、またみんなで楽しく暮らそうね」
祖父を見舞った際の合い言葉のようでもあった。

祖父の1周忌が過ぎた頃、父が祖母に1通の手紙を手渡した。
祖母の心の落ち着きを待ってのことだった。
衰弱し、震える手で書かれた文字は書道で師範格であった祖父が書いたとは思えない程弱々しかったが、文面から感じられる優しさ、慈しみが祖父のそれであった。

「おばあちゃん元気
 ともに過ごした時間は永いようで短い50年でしたね
 また機会があればいっしょに暮らしたいものです」

祖父が書いた最初で最後のラブレターである。

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誕生日に

今日は俺の誕生日。
家に帰ったら、向こうも帰ったばかりだと言う嫁。
「まだ夕ご飯できてないんだ。ごめん。早く荷物を置いてきて。」
素直に隣の部屋に荷物を置きに行くと、テーブルの上に火が点いたろうそくを載せたケーキ。
振り返ると、してやったりと言いたそうな顔の嫁。

俺は幸せです。

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縁の下の

嫁の日記を盗み読みしたら
いつも昼飯は、納豆ご飯やお茶漬けしか食べてないって分った。
友達とファミレスに行くのも月に一度と決めてるらしい。
俺に美味しい料理を食べさせたいからみたいな意味のことが書いてあった。昼飯けずって夕飯にまわすって。
しかも、すげー明るく書いてあんの。
「今日は○ちゃん(俺)の好きな牡蠣を買うのだ~」とかさ。
俺の文句とかも書いてあるけど、文句書いてるくせに最後は俺を庇ったこと書いてるし。

マジで泣いた。もっと俺に甲斐性があれば昼から寿司でもなんでも食わせてやるんだけどな。
給料少ないのに専業で居てくれって言ったの俺だし。
金のことで責められたこと一度もないし(タバコ減らせとは言われるが)
節約も楽しいよーとか言ってたし。

盗み読みは良くないことだが、結婚してよかったってつくづく思った。
こんなに俺につくしてくれたのって親以外で初めてだし。
何もしてやれんから、浮気だけはしないと誓うよ。

ま、浮気しようにももてないからできない俺だがな。

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デジカメと母

なんか機械音痴の母がデジカメを買った。
どうやら嬉しいらしく、はしゃぎながらいろいろと写してた。
何日かしてメモリがいっぱいで写せないらしく
「どうすればいいの?」って聞いてきたが
「忙しいから説明書読め!」とつい怒鳴ってしまった。
さらに「つまらないものばかり写してるからだろ!」とも言ってしまった。
そしたら「・・・ごめんね」と一言。

そんな母が先日亡くなった。
遺品整理してたらデジカメが出てきて、何撮ってたのかなあと中身を見たら
俺の寝顔が写ってた・・・。

涙が止まらなかった。

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小さな幸せ

少ないお遣いを少しづつ貯めて嫁に内緒で作った1万円w
何に使おうかWKTKしてた、パチンコで更に増やそうか
前から欲しかった物買おうか色々悩んでたら

今、お昼の愛妻弁当開けたら手紙が入っていて
「今日は、結婚記念日だね!何時もありがとう、これからも宜しくね」
云々の事が書かれていた・・・

胸に矢が刺さる感覚とは正にこの事か・・・
先月までは覚えてたのに、1万円をどうするか考えてたら浮かれて忘れてた!!

嫁、ごめんよ、この1万円で嫁と子供達にケーキでも買って帰ります

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1万円分のケーキだと、きっと豪華ですね。

好きな理由

長女が「何であたし、こんなにママが好きなの?」と嫁さんに真剣に聞いてた。

嫁さん「人ってね、自分の名前を呼ばれるのが好きなのよ。長女ちゃんも次女ちゃんも長男くんも、生まれてからママが一番たくさん名前を呼んでるからみんなママが好きでしょ?長女ちゃんもママ、パパ、ばば(近居の嫁母)の順に好きじゃない?それは長女ちゃんの名前をたくさん呼んだ順じゃないかな?」

なるほど、ここ10年オレの名前を一番呼んでるのは嫁だ。
だから嫁がいつまで経っても好きなのか。納得した(娘も納得してた)。

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実際に心理学でも、名前を呼び掛けられると好意度が上がることがわかってるそうですよ。

セーター

今日というか昨日の嫁。
今日は嫌な事があったからパーッとお金使いたくなって買い物してきちゃった。って言うから見せてもらったら俺のセーターだった。
ジャケットの下に着てもいいし中にシャツ着ても素敵よね!ってニコニコしながら話してた。
しかも自分のおこづかいで買ってくれたらしい。
最近自分の洋服も買ってないのに。
嬉しかった。

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常に、相手のことを考えているからこそでしょうね。

うざい母

大学進学のため、上京して一人暮らしをしている俺のアパートに母が来た。 相変わらず口うるさく、イロイロ言うのが、ウザくている間中、小さい口げんか状態だった。

いよいよ帰る日、駅のホームで見送ることになって・・・

電車のドアが閉まろうとしてる時、「あんたにイロイロ買ってやろうとヘソクリ持ってきたんよ。でも使わんかった。 お母さん、電車に乗ったらもうお金使うことないし、これ、持っていきな。」と、財布をポンと投げてくれた。
俺が、返答を考えている間にドアが閉まり、ゆっくりと電車が動き始めた。
笑顔で手を振る母・・・

財布には万札より千円札の方が多い計9万円

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長い間、コツコツ貯めたお金なのでしょうね。

お父さんの

小学生の頃、母親が入院していた時期があった。
それが俺の遠足の時期のちょうど重なってしまい、俺は一人ではおやつも買いに行けず、戸棚にしまってあった食べかけのお茶菓子とかをリュックに詰め込んだ。
そして、夜遅くオヤジが帰宅。
「あれ・・・明日遠足なのか」と呟き、リュックの中を覗き、しばし無言。
もう遅かったので、俺はそのまま寝てしまった。

次日、リュックを開けて驚いた。
昨日詰めたおやつのラインナップがガラリと変わっている。
オマケのついたお菓子とか、小さなチョコレートとか・・・
オヤジ、俺が寝てからコンビニ行ったんだな。
俺、食べかけの茶菓子でも全然気にしてなかったんだけどさ。

あの時、オヤジがどんな気持ちでコンビニへ行ったかと思うと、少し切なくなる。

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幸せな瞬間

夜、ふと目を覚ますと嫁が背中にしがみついて寝てることがある。
そんなとき、しみじみ幸せを感じる。
夜中ふと目を覚ますとカミさんが横で寝てる。
小さい寝息でスピースピーと呼吸しているのが聞こえ
その横で犬が同じくスピスピ寝てる。
二人して同じ横向きポーズで寝てる。
一人暮らしが長かった俺には幸せな瞬間だ。

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お母さんの七不思議

カーチャンの七不思議
夜には疲れた顔してたのに朝には早起きして弁当作っててくれる
夜遅く帰っても他の家族は寝てるのにカーチャンだけ起きてる
俺が疲れてるの何故か把握してて栄養剤出してくれる
俺が逆切れしても困ったように笑ってる
俺が自分で言ったのに忘れてた事をずっと覚えてる
いまだに俺の誕生日祝ってくれる
俺より長生きしてくれない

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小4の息子

我家は母子家庭。
もちろん裕福ではないけど、つつましく暮らせば生活に困るような事もないような家庭のつもりだったのですが。

ある日、元々指輪など装飾品にそれほど興味のなかった私が珍しく超々安物の指輪を気に入って購入した夜。
私「ねえ、これかわいいでしょ~?」(本当に気に入ってたから)
小4の息子「買ったの?」
私「うん、どう?」
息子「高かった?」
私「まっさかーー、500円だったかな」

その後、何故か息子は下を向いて黙ってしまい
どうしたのかと思ってたら
「俺が大きくなったら、すっごい高い指輪買ってあげるから」
って涙ふきふき言われてしまいました。

買えないから買わないのももちろんあるけど、我慢するほどそういうのが欲しい私ではなかったのに
息子は、きっと勘違いしちゃったんだろうなって。
でもそんな気持ちが嬉しくて、私も泣き笑いしちゃった。

これから先、何があってもこの子がいてくれたら乗り越えていける、って改めて思わせてくれた夜でした。

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彼女が事故で

俺にはもったいないくらい綺麗で優しい女性と付き合ってたんだ。
休日は2人でショッピングやスポーツも好きで一緒にやってたりしてた。


でもその彼女が車にひかれる事故で歩けなくなって車椅子生活になってしまった…。

彼女も泣きながらごめんねとか別れてくれていいんだよって言うから付き合うのやめたわ。


プロポーズしたよ。

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お母さんへ

社会人になって初めて迎えた母さんの誕生日。
「いつもありがとう」ってプレゼントを渡したかった。
でも照れくさいし、もし選んだプレゼントが気に入ってもらえないと怖かった。

だから「選ぶのめんどいから」って嘘ついてデパートに連れて行って、
「何でもいいから適当に買えよ」とぶっきらぼうに言うと、
「高いエプロンだけどいい?」とおずおずと見せに来て、値札見たらたった3000円。
「こんな安物かよ」とひったくって後ろ向いて、泣きそうな顔を見られないようにレジに走った。

服でもバックでも、ほかに何でもあるだろ、
財布の中に給料全部入れてきたんだぞ!って涙が出たけど、
トイレで急いで顔洗って、そ知らぬ顔で袋を渡した。

そしたら、母さんがうれしそうにそれを抱きしめたのを見て、また泣きそうになった。

いまでも帰るたびにそのエプロンつけて飯作ってくれて、ありがとう。
ほんと美味いよ。世界一だ。
いつも素直になれなくてごめん。マザコンでもいいよ、母さん大好きだ。

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相棒

貧乏だったため、十年近く同じ扇風機を使っていた。
今日、その扇風機が不自然な壊れ方をした。突然羽が折れたのだ。
毎年猛暑の度、「もう少し頑張ってくれよな、相棒」と俺が話しかけても、
ひたすら首を横に振り続けた扇風機。そんなことを思い出して、少し寂しくなった。
今年は経済的に少し余裕が出来ていたため、これを期にクーラーを買ってみることにした。
電車に乗って、チラシを見ながら某家電量販店に向かう。
その日は蒸し暑かったため、買い物ついでに少し、冷房の効いた店で涼んでいくことにした。
携帯を適当に眺めていたとき、不意に地面が揺れ出した。
後に知る事になるが、そのときの地震は震度6になる大地震だったらしい。
店内にいて事なきを得た俺だったが、もしあの日、扇風機が壊れていなかったとしたら。
怪我も無く家に帰れた俺は、箪笥の下で首を変な方向に曲げた扇風機が、
俺にお帰りとでも言うように、首を振って待っているのを見た。
ありがとう、と俺は独り言のように呟いた。
扇風機は、その日初めて、首を縦に振ってくれた。

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息子の目標

数年前、息子から学校から帰るなり
「お父さんは人を殺す訓練しよる人なん?」と聞かれた。
どういうことなのか、意味が分からなくて聞いたら
学校の先生に○×君(息子)のお父さんは自衛官だから、人を殺したり戦争をする為の
仕事をしてる、それは間違ってる、と言うような意味のことを言われたらしい。
俺は何も言わなかった、うまく言えなくて、自分にもガッカリした。
戦争が悪いことなのは分かってる、だけど戦争の準備はする必要があると言えなかった。

けど、どうも嫁が何かを言ったらしい<息子に何を言ったのか知らない。でも、確実に嫁が何かを息子に言ったのは分る。

次の日、息子が言ってくれた。
「僕も自衛隊に入りたい、お父さんになりたい」って、早口で言って早足で逃げていった。

あいつがどんな将来を選ぼうと構わない。ただ一瞬でも俺を目指そうとしてくれた、その瞬間があることが幸せだと思った。

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無意識に

怖い夢をみて、「ぅヒョー」という奇声と共に目を覚ました私を 即座にぎゅっと抱きしめてくれた旦那。 
翌朝、そのことを話したら「覚えてない」とのこと。 
無意識に私を守ってくれたのだなぁと感動した。 
この前の地震の時も私に布団かぶせて、揺れが治まるまでその上から覆いかぶさってた。 
この人と結婚できて幸せだと思った。 
大切にしよう。

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浮気できない理由

「ただいまーっ」とドアを開けて、「おかえりーっ」とかみさんと3歳の娘に抱きつかれることが、今、最高の幸せ。これじゃ、外で何もできんよ。する気も無いしね。

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バカです

お前らは本当にバカだな

むかしカーチャンに反抗しただろう? それ以来カーチャンはお前に気を使ってんだぞ

誕生日か母の日を一度でもすっぽかしたことがあるだろう? カーチャンはすげー楽しみにしてんだぞ

連絡せずに夜遅く帰ったことがあるだろう? カーチャンは心配しながら待ってんだぞ

「生んでくれなんて頼んでねえ!」って言ったことがあるだろう? カーチャンはその言葉に、半年は苦しんだぞ。一生の傷になるぞ

家事の手伝い、最近してないだろう? やってもらうのは当たり前じゃねーぞ。カーチャンはさも当然のようにやってくれるが

お前らはバカだ。だが、救いようのあるバカだ。
俺は救いようがない。孝行する相手がいないからな

なあお前ら。とりあえずパソコンを離れて、今すぐカーチャンに電話でもしろよ。近くにいるなら会いに行け。「育ててくれて有難う」くらい言ってみせろ。カーチャンは「何だい急にw」って言うだろうが、見えない所で泣いて喜ぶぞ

矮小な恥ずかしさなんか捨てて、小さな親孝行してきな。お前らが受け取ったものに比べれば、まだまだちっぽけな愛だがな

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お母さんとトンカツ

子供向けの漫画とかでよくある、おかず作ってる母親の目を盗んでツマミ食い、っていうのをやってみたくて、決行した。
揚げたてのおかずををひっつかんで。
それがトンカツだったんだ。
遊び場でもしゃもしゃ食べた。

で、夕食は当然トンカツだったんだよね。
自分の皿にはトンカツがある。
でも母ちゃんの皿にはキャベツだけ。
母ちゃんのおかず、キャベツと味噌汁だけ。
夕食の間、顔が上げられなかった。
トンカツ食ったけど、紙粘土食ってるみたいだった。

出典:

	
お母さんの優しさを感じて、涙で鼻が詰まってしまい、味がしなかったんでしょうね。

姉妹

いつも喧嘩ばかりの私と妹
妹が中学に入学して合唱部に入った
で数日たってから偶然母さんと部活の話をしてるのを盗み聞きした
そしたら妹

「先輩にね!おねーちゃんにそっくりな人がいるんだ。顔とか声とかは全然違うんだけど、なんでかなーうれしいな!」

ってはなしてた(´・ω・`)

自分だったらこんな素直になれない
こんなことイエナイ(´・ω・`)
これからもくだらない喧嘩しちゃうとおもうけど
もっと妹思いやろうと思った瞬間でした

なんか
うまくかけないや
おやすみ

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花火

母は、僕を女手一人で育てた。
僕の幼かったころに、亡くなった父は、マンションの10階を母に残した。
そのマンションからは、夏に花火をみることができる。

父と母が過ごした街の花火。
毎年花火の時には、窓際にテーブルを移動して、母と一緒に父を偲んだ。
花火はいつもきれいで、母はうれしそうだった。
父は、母に素敵なものを残したなっと思った。

でも、それは長くは続かなかった。
僕が高校の時に、うちのマンションの前に、もっと高層マンションが建設されたのだ。
僕は、景観が悪くなるなぁって、思ってた。

その年の花火の日、いつものように、テーブルを移動して準備してた。
花火みれるかな?って、心配だった。

花火みれなかった。見事にマンションで見えなくなってる。
音だけの花火。
あんなに悲しそうな母の横顔を見たことがない。

僕は、母を連れて、川辺に歩いていった。
母と見上げた初めての花火。

父さん、心配するな。これからは僕が母さんを笑顔にする。

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還暦を迎えた母

還暦を迎えた母に誕生日おめでとうメールを送った返信。

件名:ありがとう
本文:ついに60代になってしまいました。
思い返せば、30代は小さなあなた方を夢中で見つめていました。
40代は、若々しく成長していくあなた方に見とれていました。
50代は頼もしく輝いていくあなた方に目を奪われていました。
あなた方がみんな素敵な伴侶を見つけ、巣立って行ってから迎えた60代は20代の頃に戻ってもう一度お父さんと見つめ合おうと思います。


うっかり感動してしまった。

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母の日

妹に「母の日に何か送らないの?」といわれた。
社会人になってはや数年。
母の日に何か贈るなんて、小学校の授業参観以来。
たまには送ってやるか、と思ってネットで華を配達できるサーヒスをみつけ、
カーネーションを送った。

数日後。
母からのメール「涙が出ました。花束とメッセージ、ありがとう」

たいしたことないって。
メッセージなんて、何種類か用意されているのを適当に選んだだけだから。

「忙しいでしょうに、そのこころづかいがうれしいです」

ネットで頼めるんだよ。5分もかからないよ。


「この花、押し花にして大事にするね」

そんなことせんでいいよ!来年もまた送ってやるからさ!

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ツンデレ

先週、八王子にエ ロゲ買いに行ったら
角を曲がった所時、ビルの陰でババアが道路に座ってた

驚いて声をかけたら、ちょっと休憩中とかほざきやがったので
近くのコンビニからポカリ買ってきて渡し

熱中症がいかに危険かを説明して脅迫し
近所の喫茶店まで案内して、オレンジジュースおごって
一時間くらい雑談して帰ってきた

おかげでエロゲ買えなかった、畜生!!

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ツンデレ2

母親が後生大事に履いてやがった穴開き靴下を、全部カシミヤの生暖かいのに変えてやったぜ(`・ω・´)*

しかもその靴下を手にはめて、これ見よがしに窓ぴっかぴかにしてやったぜ(`・ω・´)*

たまたまお金があって、なんとなく太宰府に行きたくなって、そこで偶然売っていた鉛筆を、うっかりたくさん買っちゃったので、受験生の弟の筆箱の汚い鉛筆と交換してやったぜ(`・ω・´)*

母親は悲しみのあまり涙ぐみ、弟は泣く泣く勉強しないといけなくなったぜ、ざまあwwww

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勇敢な若者

全盲のうちのお袋が、公衆電話をかけようとしたら、白い杖を見てチャンスと思ったらしいDQNが、お袋のバッグをひったくろうとした。

お袋はすぐに気づいて抵抗したが、殴られて倒れた。
次の瞬間、近くで怒号が聞こえて乱闘が起きているのがわかったという。
訊くと3人のDQNに一人で飛び掛っていったDQNがいたらしい。
幸か不幸か、そいつは大層強かったらしく3人とも叩きのめした。
しかし3人の負傷が激しく、救急車が来て、その1人のDQNは警察に持ってかれた。

警察には自称被害者のDQN3人の親が来ていた。
「私の子供はふざけていただけ。」と噴飯ものの主張を大まじめにしていた親たちに警察が同調しかけたとき、お袋はキレた。

「盲目の赤の他人のバッグを取る行為を『ふざけてた』なんて親子揃って言い逃れする人間なんてどうでもいいです、お巡りさん、あの子を釈放して下さい。私はあの子の知り合いでもなければ、あの子にお駄賃をあげる約束だってしていません。通りすがりの勇気ある少年です、青い正義感を裁かないで下さい。さもないとあの子はもう誰も救おうとはしません。」

お袋は泣いてた。

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これ実話でしょうか?
もし実話なら、勇敢な少年が罪に問われるのはおかしいと思えてしまいますね。

出会ってから死ぬまで

「美人だろ?出会ってから毎日思ってたよ。なんて綺麗な女だろうって。」

棺で静かに眠る母の傍らで父が俺に言った言葉。

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貧乏な幼少期

俺んち母子家庭で貧乏だったから、ファミコン買えなかったよ。。。
すっげーうらやましかったな、持ってる奴が。
俺が小6のときにクラスの給食費が無くなった時なんて、
「ファミコン持ってない奴が怪しい」
なんて、真っ先に疑われたっけ。
貧乏の家になんか生まれてこなきゃよかった!
って悪態ついたときの母の悲しそうな目、今でも忘れないなぁ、、。

どーしても欲しくって、中学の時に新聞配達して金貯めた。
これでようやく遊べると思ったんだけど、
ニチイのゲーム売り場の前まで来て買うのやめた。

そのかわりに小3の妹にアシックスのジャージを買ってやった。
いままで俺のお下がりを折って着ていたから。

母にはハンドクリーム買ってやった。
いっつも手が荒れてたから。

去年俺は結婚したんだけど、
結婚式前日に母に大事そうに錆びたハンドクリームの缶を見せられた。
泣いたね、、。初めて言ったよ。。

「生んでくれてありがとう」
って。

出典:

	

独身の理由

なんかスィーツwノベルにありがちな事なんだが
小さい頃から夏休み冬休み春休みになると田舎の婆ちゃんちに預けられた俺
近所に体が弱い女の子がいてさ、その家と婆ちゃんは付き合いがあったから、その子ともよく遊んだ
中学生の頃からその子の事を意識しだして、告ろうと決意したんだ
で、ちょっとカッコつけて電話で
夏休みになってそっちいったら大事な話があるって言っておいたんだよ

告ったの彼女のお墓の前だけどな
なんであの時、その場で言わなかったんだ、なんであの時寂しそうな返事に気づいてあげなかったんだって半泣き
トドメに彼女が残した俺宛ての手紙に大好きと書いてあって俺号泣

今でもまだ独身です

出典:

	

逆転

今日珍しく俺は母ちゃんを外食に誘った。
行き先は昔からよく行く馴染みのラーメン屋だった。
俺は味噌大盛り、母ちゃんは味噌並み盛りを頼んだ。
「昔からここ美味しいのよね」って、柄にもなく顔にシワよせて笑ってたんだ。

ラーメンが出来上がると、俺も母ちゃんも夢中で麺をすすってた。
あんまりにも母ちゃんがニコニコしながら食べてるもんだから、俺もつられて笑っちまったよ。

しばらく経って、ラーメンを食い終わった俺はふと母ちゃんの方を見たんだ。
ラーメンの器に浮かぶチャーシューが一枚、二枚、三枚・・。そのチャーシューを捲ると麺がまだ沢山余ってた。
母ちゃんは俺の方を申し訳なさそうに見て、「ごめんね、母ちゃんもう年だから。ごめんね」と繰り返してた。
「んなもんしゃーねーべ」と言うと、俺は母ちゃんの残したラーメンをすすった。
そういやガキの頃、よく無理して大盛り頼んで、結局食べきれなくて母ちゃんに食ってもらってたっけ。
いつの間にか立場も逆転。あんなに若かった母ちゃんの顔も今じゃシワだらけで、背丈も頭一個分違う。
そのシワの数程今まで散々迷惑掛けたんだろうなって思うと、悔しさと不甲斐なさで涙が出てくる。
母ちゃん、こんな俺を今まで育ててくれてありがとう。

俺、立派な社会人になるわ。

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著者プロフィール
うぃぐ

釣りと食べ歩きが趣味の会社員(♂)です。