首つったおやじを無駄死にできねぇ~<福島の農家>頑張って欲しい!!

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 土と生きる豊かな暮らしは、あの日、一変した。福島県須賀川市で農業を営む樽川和也さんは、東京電力福島第一原発の事故後まもなく父親を自死により失った。田畑も放射能で汚染された。東京で20日公開のドキュメンタリー映画「大地を受け継ぐ」で苦悩を訴えている。もう取り戻せない、償うことなどできない現実を聞いた。

出典:http://www.asahi.com/articles/ASJ2N0Q9QJ2KUPQJ00K.html

	

事故から5年。いまの状況を教えてください。

 「放射能は、こっちの中通りにも降りました。田んぼも畑もビニールハウスも、みんなやられて、うぢらは職場を汚染されたんです。だけど、東電は資産への賠償をしたわけでもねえ、放射能を取り除いたわけでもねえ。ただ、5年の月日が流れただけ。たーだ被害かぶって苦しんで、うぢらはいったい、なあんなのって」


 「精神的な慰謝料として事故の年に8万円、翌年に4万円はもらいましたよ。ただ、それだけ。12万円で、あとはもう黙ってろ、自然に放射能さがんの待ってろっつうことでしょう。とても、そんなんで済む損害じゃねえべ」

出典:http://www.asahi.com/articles/ASJ2N0Q9QJ2KUPQJ00K.html

	

生前、お父さんは野菜の有機栽培に熱心だったそうですね。

 「環境のこと、よく考える人でした。寒キャベツをつくり始めたのも、冬なら1回も消毒やんねくたって虫がつかねえからです。雪の下で成長して、味もかなり甘くなる。地元の学校は全部うぢのキャベツを給食に使ってました。本当に安全でおいしいものを子どもらに食わせられる、って喜んでた。学校に呼ばれて、食の教育でしゃべったこともあんだ。そういうのが誇りだったの」


 「国から野菜の出荷停止の連絡が届いた翌朝、首をつりました。収穫前のキャベツ7500個がダメになった。畑も汚された。これから先、どうやって生きてくっぺ、と思い詰めたんでしょう」

出典:http://www.asahi.com/articles/ASJ2N0Q9QJ2KUPQJ00K.html

	

【20日朝日新聞朝刊 償えないもの 福島県須賀川市での農業を続ける 樽川和也さん
「うぢの米も規制値以下で大丈夫なんだけど、やっぱ口に入れるもんでしょう。出荷すんのはなんか悪いことしてる気がして。東京の人が福島のは食いたくねえという気持ちはよくわかる。わざわざ買って食いてかえ

	

福島・農家の苦悩ドキュメント「大地を受け継ぐ」上映 東京・中野で - 毎日新聞

《「無農薬で安全な野菜づくり」を信条にしていた樽川さんの父久志さんは原発事故後に自ら命を絶った。「農業を勧めたのは間違いだった」と息子に言い残して。》

	

(61res/h) 【農業】福島の農家「コメは売れてますよ。外食産業とか病院とか、福島県産とわがんねえところで、すごい量が動いてんの。」

	
まさに福島原発事故は人災だとしか言いようがないと思う!

まるでゾンビになったような今日の日本人は自分の目先の利益しか見えなくなって

あとは、すべてが他人事!


この福島の人々の<こころ>を<きもち>を素直に聞き入れれる人々は

今日の日本から消えてしまったのだろうか?


福島のことなど他人事・・・と福島産を避けて、それでいて外食産業で

家族団らんの笑顔を求めて福島産食材の加工食料を食べる日本人


福島は復興してるのでしょ・・・日本の放射能は安全でしょ・・・と

食べて応援に協力しながら家族全員が日々放射能被曝を高めている日本人


こんなゾンビ国家になっちまった日本社会の明日を見つけるのは困難なのかも?

福島産を買い叩いて、普通の値段で売る。
外食産業も、弁当産業も笑いが止まらない。
放射能汚染農地の農業を全面禁止にして、被害農家に補償しようとしないからこうなる。
買い叩かれる福島の農民も、毒を食わされる消費者も共に被害者。

	

朝からこの方言をわざと残したインタビューに心が揺さぶられた。「俺たちだって請求もできねえようなもの、いっぱいあんだ」/(東日本大震災5年)償えないもの 福島県須賀川市で農業を続ける、樽川和也さん:朝日新聞デジタル