「父親を包丁で刺した」埼玉川口中3女子父殺害事件とは

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埼玉川口中3女子父殺害事件


7月19日午前3時5分ごろ、埼玉県川口市のマンション6階の46歳男性会社員方で、会社員が私立中学3年の15歳長女に包丁で刺されたと、49歳妻から110番通報があった。

会社員は胸から血を流して寝室の床に横たわり、運ばれた病院で死亡が確認された。

長女はベッドの上にうずくまり、そばに包丁があった。


長女が「父親を包丁で刺した」と話したため、同署は殺人未遂容疑で現行犯逮捕し、殺人容疑で調べている。


発表によると、長女は同日午前3時ごろ、会社員の寝室で、台所にあった包丁(刃渡り約20センチ)で右胸や額を数回、刺したと思われる。

胸に1か所ある傷が深く、致命傷とみられる。

妻が長女の叫び声を聞いて目覚め、会社員の寝室に行くと、会社員がうめきながら「消防と警察を呼んでくれ」と訴えた。

小学6年の長男(12)が同室で寝ていたが、事件には気付かなかった。


会社員は製薬会社に勤務し、夫婦と子供2人の4人家族。18日は、家族そろって夕食を食べるなどしており、妻は「普段と変わりはなかった」と話している。長女は中高一貫校に通い、22日が終業式の予定という。


中学3年の長女(15)が、武南署の調べに「大変なことをしてしまった」「上半身を2回くらい刺した。その後のことは気が動転していてよく分からない」などと供述していることがわかった。


父親との関係については、「あまり会話がなかった。『勉強しろ』と言われて『はい』という程度だった」と話しているという。


同署幹部によると、会社員の死因は、肺を刺されたことによる出血性ショックと判明。

母親(49)は「家族仲は一般の家庭と変わらず、良かったと思う。娘は悩みを話すことはなく、動機に思い当たることはない」と説明しているという。


長女が通う県南部の私立中高一貫校の校長らは19日午後、記者会見を開き、1学期の「英会話」の期末テストで中位以下だった生徒に対する補習が18日に予定されていたが、長女が無断で欠席したことを明らかにした。

出典:埼玉川口中3女子父殺害事件: ASKAの事件簿

	

周囲での一家の評判


周囲での一家の評判はすこぶる良く、同じマンションに住む主婦は、

「ごく普通の真面目な親御さんという感じ。夫婦仲も悪くなく、よく家族みんなで車に乗って買い物に行っていましたよ。Aちゃんと弟が、マンションの前でキャッチボールをしている姿もたまに見かけました」

 と話すし、小学校時代のAの友人もこう語る。

「明るくて、かわいくて、優しくて、本当にいい子でした。小学校では"物語クラブ"に入っていました。お話を自分で書くクラブです。そういうのが好きだったんだと思います」

 父娘の仲も良かったが、教育熱心な父親は、中学受験前には成績のことでAを厳しく叱責したこともあったようだ。同じマンションに住む、Aの同級生が語る。「小学6年生の夏頃だったと思います。塾の成績のことで叱られたようで、"お父さんに困っているんだよなぁ"と、普段は明るいAちゃんが珍しく悩んでいたのを憶えています」

 それよりも印象的だったことがある──と、この同級生が続ける。

「Aちゃんのところは、家じゅうが水槽だらけなんです。玄関から始まってリビングやベランダにも。全部で20個近くはあった。ザリガニや亀、熱帯魚が泳いでいる水槽もあり、Aちゃんは"お父さんの趣味なんだ"と言っていました」

 実際、父親は近所のペットショップで"爬虫類飼育用のランプ"を買ったことがあり、同じ店でスコティシュフォールドという猫も購入している。

 ある捜査関係者は、

「確かに数多くのペットを飼っていたようだが、だからといって父親が変人だという評判はない。また教育熱心なのも事実で、Aも"勉強しろと言われてうっとうしかった"と供述。事件前日に追試をサボったことが動機に結びつくのでは、と報じた新聞もあります。だが、果たしてそれくらいのことで父親を殺すか。普段のAと、犯行の間にはギャップがありすぎる。だから、記者の間からは"夢遊病だったのではないか"という話すら出るのです」

出典:「水槽だらけの家」で父親殺害・中3少女が読んでいた「オカルト...

	

埼玉川口中3女子父殺害事件

			

少女が凶器を使って殺人を犯す場面が含まれた漫画を読んでいた

長女について、知人らが「少女が凶器を使って殺人を犯す場面が含まれた漫画を読んでいた」と話していることがわかった。

捜査関係者によると、長女の知人や学校関係者らは、「(長女が)友達から勧められ、最近、読み始めた」と証言しているという。


長女が読んでいたとみられるのは、「ひぐらしのなく頃(ころ)に」のようだ。


県警によると、長女の同級生ら4人は事情聴取に対し、長女が「成績が下がった」と話していたと説明。また、長女は趣味のカラオケやアニメの話には応じるが、話が事件に及ぶと口を閉ざすという。


長女が事件前日にあった追試を無断欠席したため、学校が家に電話をした際、長女が「弟」と名乗って応対した可能性があることが分かった。県警は、追試が事件直前の心理状態に影響を与えた可能性もあるとみて、慎重に経緯を調べている。

学校によると、長女は18日に英会話の追試を受けるはずだったが学校に来なかった。担任が午前11時ごろ家に電話すると、弟(12)が「姉は風邪で寝ている」と答えたという。しかし、弟は「電話のことは知らない」と県警に説明。この日は小学校の終業式で、正午ごろ帰宅した。母親(49)は「自分も父親も追試を知らなかった」と話しているという。

出典:埼玉川口中3女子父殺害事件: ASKAの事件簿

	

ひぐらしのなく頃(ころ)に

本作品は昔ながらの村社会の様相を残す村落で発生した連続怪死・失踪事件の顛末を描いた連作式のミステリーである。表現媒体としてサウンドノベル形式を採用しているが、ストーリー展開に影響を与える選択肢は存在しない。「出題編」「解答編」の各4編が2002年夏から2006年夏のコミックマーケットで発表された。後にこれを原作として商業作品化され、メディアミックス展開も盛んに行われた。

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Sharetube